| まァ〜坊様、「グリコ少年」は戦後でっせ。
「男」が元気になる女を、美人という。 「男」をその気にさせる女を、好い女という。 雲黒斉
「女は男より小さくて、体毛はできるだけ少ない方がいい。 男より大きくて毛むくじゃらなら、ゴリラと変わらない。」 北杜夫
しかし、中年(35歳以上?)になると、顔やスタイルだけで女性を選択できなくなります。知的な対話がないと、寂しい。(知的といっても、学校で教えるお勉強とは何の関係もございませんが。)多分、男女が相互に理解するなんてことはないのでしょうが、一瞬でも解り合えた錯覚を持てると、大抵の男はかなり頑張れるものでございます。
吉原では、売られてきた少女達にまず教えたのは、言葉でした。いわゆる遊女がつかう「里言葉」です。「・・そうザ〜マス」「・・そうでアリンス」「・・そうシマホウ」など、店によって様々でした。客に遊女の出身地を覚らせまい為、客に故郷のことを思い出させない為、そして、客と本音の会話をさせないためでした。それでも遊女たちは恋をし、足抜けし、心中事件を惹き起こしたのです。
(初代)高尾太夫は、仙台候に身請けされます。売れっ妓が急な話なので、店は「高尾の体重と同じ重さの小判を」と要求します。千両箱が約23Kgです。仙台候は二千両もあれば充分と見て、承知します。しかし、店は高尾にあるだけの着物を着せて(一説には石を抱かせたとも)、7800両になります。1両10万円とすると、7億8千万円、大名としてはダメとも言えず渋々と・・・・・
しかし高尾は、「アチキには因州(鳥取)に島田重三郎という許婚がある身」と同衾を拒否し、池に船を浮かべた花見の席で仙台候のお酌まで拒否して、バッサリと斬られます。これから怨みを抱いた高尾の幽霊が出てきて追々と怪談になるという、伊達騒動の発端でございます。。。。。。
♪ 花魁の ♪ 恋は真(まこと)の ♪ 恋ならで ♪ 金持って来いが ♪ 真の恋なり
|