| ■No43983に返信(GENANAさんの記事) > マテナさんは湘南ボーイでしたね。
湘南ボーイなと呼ばれるようになったのはフィリピンに来てからですね。 日本にいた時は湘南ボーイなどといわれた事はありません。 だって、皆そこに住んでいるのですから。 皆さんが一体どのようなイメージでそう呼ぶのかがわかりませんが、きっと加山雄三とか石原慎太郎とかのイメージなんでしょうね。 実際に住んでいる人にとってはただ海が近いというだけで、漁師と変りありません。
私は家も職場も国道134号線に面していましたのでいつも海を見て生活していましたしよく「いい所にお住まいですね」と言われましたが、わたしにとってはそれが日常でしたので特に意識して海を眺めるわけでもなく、あたりまえの風景でした。 でも、セブのケーブルTVで毎朝のように、自分が生活していた場所がNHKのニュースの合間に映し出されるのをみて、自分がとてもいい環境に住んでいた事にこっちに来てから気がつきました。 自分が持っている物の価値を知らないという事はもったいない事なんですね。
> 私の知っている鎌倉は、まだラルフなんたらが店開くまえですから。
私はブランド物は、ジャンポールゴルティエを除いて余り好きではありませんでしたが、当時はまだラルフローレンがいい物を売っていた時代だったし余りミーハーでもなかったので、何度かそこで服を買いました。 麻の夏用パンツが2万7千円、冬用のパンツは3万5千円、ポロシャツが1万2千円もしたのを覚えていますので収入がいまの4倍以上あった当時でも高い買い物だったはずです。 今では服にそんなお金を払うなんて考えられません。500ペソのパンツを買うのにももっと安いのが無いか探してしまうぐらいです。
セブのシューマートでラルフローレンのポロシャツが500ペソ位で売っているのを見ると以前の自分の持ち物はもちろん、生活そのものの価値まで下がってしまったような気になる事があります。
500ペソのポロも1万2千円のポロも確かに品質の差はあるのでしょうが、だからと言ってそんなに変んないような気がするのですが、なんなんでしょうね。 いまはラルフローレンの付加価値が下がってしまっているでしょうから元々500ペソの価値の物を1万2千円で売っていたという事なんでしょうか。
一生のうちに自分が手に出来る物は限られると思います。何を選ぶかで人生は楽しくも虚しくもなるということなんでしょうか。
今日は一人寂しく酒を飲もうと思います。
全部どうでもいい話ですが今日書かなかったら一生書く事はなかったでしょう。
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