| 2007/01/23(Tue) 15:46:03 編集(投稿者)
では最後を貰います。
この国の金銭感覚、交通におけるスピード感覚、時間的な感覚、物事の判断基準・・・、どれをとっても日本と比べて幅が広い。横並び一線の国から来た私は、当初その上下の幅のひどさに戸惑ったものだ。
高層ビルディングとバラック建ての家、ベンツのような高級車とひん曲がった車体の車が一緒に走ってる、ギンギンに冷えた高級レストランと裸電球一個のトロトロ食堂、アヤラの高級店と100ペソ札にもお釣りが無いようなサリサリショップ・・・。
庶民たちの様々な生活を見聞きし体験させてもらった。 有り余るほどのお金は要らないが、そこそこのお金があればこの国は本当に楽しい国である。
追伸
私は当初1年間ほど、普通の塀のない民家を借りて住んでた。このときの生活が今もって生きている。近所にはスクワッター街があった。当初は珍しかったタンドアイを片手に、多くの家の中にあがりこんで酒盛りした。 500ペソ札片手に近所のバーベキュー屋で宴会もやった。危険な国と承知でも毎晩のように飲んだくれてた。 ひどいときには庭に犬と一緒に酔っ払って寝ることもしょっちゅうだった。近所の連中が逆に危険だ危険だと言ってくれた。 しかし私は、私が選んだ国でその国のやつに殺されたら殺されたでそれでもいい、何も悔やむこと無いという考えだった。それは今でも同じだ。でも、配偶者ができるとそれもままならない。 このスクワッター街の過去のボスの瞳とバランガイキャプテンの瞳の輝きの違いが歴然としてたのには驚いた。どっちも私に言った。オイ、ハポン、何かあったら俺んとこに来いよな・・。 意味の違いも歴然としててなんかすっきりしたのを覚えている。 日本人は理屈が多すぎる。言い訳も多すぎる。他国に住まわせてもらっているという謙虚な姿勢にも欠ける。この国での楽しみ方も知らない。女のケツ追うくらいしか知らないんだろうなぁ。 なんと言ってもこの国のいいとこはおおらかさだ。なんでも許容してしまう。まるでカオスの世界だ。 移住当初、とある日本人がJJはあれじゃー早めに殺されるかもよ、と噂してたとか。 バァ〜カ言ってんじやねぇ〜や! 生きる力のないやつに限って陰でそんな噂しかできない。そんな日本人に俺の生き方なんか批判なんかできっこない。なんだってぇ〜、トロトロで飯食うの危険だからやめろだってっぇ〜。 てめぇ〜はどこの国に住んでるんだい!この国の何を知ってるんだい。知ったかぶりだけはやめろよな、底辺の事知らないでこの国のこと言うべからず。
う〜ん、少しはストレス発散できたかな・・・。
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