| ■No73893に返信(GENANAさんの記事)
> ただし、人口比例の物量や金額の概念から解放されなければ、達成は無理だろう。
これこれ、これですよ。
資本主義構造は新しい市場がなければ成り立ちません。 物をつくり、それに利益を乗せて売る事で、物を作っている労働者が消費者となり物を買えるようにするスパイラルによって成り立っている以上、常に新しい市場が求められます。
先進国は物を買う購買欲と労働のストレスとのバランスが既に崩れています。
つまり物が足りていない途上国が市場であり、あと20年もすれば市場は枯渇するか、枯渇しないまでも、スパイラルを維持するにはかなり無理が生じます。
物が売れなくなリつつあるなかで、物を売って国を成り立たせるという破綻が迫っている経済構造に戻そうとするなんて愚の骨頂です。
日本は敗戦という未曾有の国難をチャンスに変え、製造と言う分野を軸に奇跡の復興を成し遂げました。
今度は、これからの人類の生き方の指針となるような新しい価値観の上で、新しい社会構造を作るパイオニアとならなければならないはずです。
石原知事が「自販機とパチンコはいらない」と言っているそうですが、人間が生きて行く上で何が本当に必要なのかを考える時期に来ているのだと思います。
まず、マスコミのスポンサーの影響力を弱める方法を考えるべきですね。
スポンサーを頼らず他の方法で運営が成り立つような報道機関が育成されないと人簿との意識を変えることは難しいはずです。
そういう意味で言えば、インターネットによる新しい情報の流れが新しい時代を作る上での大きなインフラとなる可能性が大きいと思います。
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