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Re[76]: 在比国滞在者・お徳情報!
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□投稿者/ たく 大御所(478回)-(2011/05/13(Fri) 11:18:11)
| http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=info07&command=body&no=229
多くの国は『1日の最低賃金』が政府によって決められるが、フィリピンでも例外ではない。 フィリピンも日本と同じように全国一律ではなく、最低賃金は地域事情を勘案して決められるが、セブを含むヴィサヤ地区は8月末から上がるようになった。 ヴィサヤ地区は4つにランクされ、一番高いA地域はセブ市を中心にした近隣市町村で、その額は18ペソ(36円)上がって285ペソ(570円)。 以下、どこの地域も18ペソ上がってB地域はA以外の市で265ペソ(530円)。 C地域はセブ島の隣のボホール島、ネグロス島地区の255ペソ(510円)。 D地域はセブ島近辺の離島(写真、バンタヤン島)で240ペソ(480円)となった。 ちなみに他の地域を見てみると、フィリピンで一番高い最低賃金地域はマニラ首都圏の404ペソ(808円)になる。 また、ミンダナオ島ではサンボアンガ地域が255ペソ(510円)となった。 今、映画館に入ると150ペソを支払う時代で、こんな低賃金でもこちらに進出している、日本以下の外国企業は不満たらたらである。こういう所が外国企業は『新植民地主義』といわれるゆえんである。 最低賃金はその地域の生活程度や物価水準から決められるが、賃金水準の安い地域は貧困地域に固まるが、別の意味では生活はギリギリで出来る環境にあるかも知れない。 日本では沖縄が最低賃金の一番安い地域だが、生活が苦しく貧しい地域と見られず、国内の移住先として人気が高いように、数字だけでは推し量れない。 それにしても、フィリピンの最低賃金は安い。日本のパート時給に満たない額がフィリピンでは営々一日働いての賃金だから、いかにフィリピンが貧困から脱出するのが難しいか分かる。
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