| 毛沢東がそんなこと言うわけねえ! 「内幕もの」で有名なジョンガンサーが70年代初期くらいにインタビューして、毛沢東が自分は「破れ傘をさした孤独な修行僧のようなものだ」と言ったと書いた。しかし実際には「無髪(法)無天」つまり何ものにも拘束されることはないのだと言ったのだった。中国語の発音では法と髪が同じだから「俺には法なんか関係ない」と言ったのに、髪が無いということで坊主と勘違いし、傘も無い、これは天、つまり自分より上のものはないという意味でいったのを取り違えたんだね。 まあ皇帝というのはそうしたもんだよ。秦の始皇帝も法治主義を称揚しつつ、自分は法に従わないとしていたんだから。 そういう人間が、俗っぽい教訓みたなことを言うわけがないのだ。
うさ
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