![](./icon/rob6.gif) | 邦人連れ去り 首都圏マニラ市で警官名乗る2人が喫煙禁止と日本人男性呼び止め、現金奪う
首都圏マニラ市マラテ地区マリアオロサ通りで1月30日午後4時ごろ、観光で来比中の日本人男性(66)=和歌山県新宮市=がたばこを吸いながら徒歩で移動中、警官を名乗る男性2人組に車で連れ去られ、約30分後、首都圏内で解放された。2人組は「喫煙禁止場所でたばこを吸った」などと言い、男性を車に乗せたという。移動中は、男性に手錠をかけた上で拳銃を突きつけるなどし、最後は所持金約8万ペソを奪って逃げた。
日本人男性によると、同市エルミタ地区の商業施設内にある両替所で、14万円を7万7860ペソに両替。歩いてホテルに戻る途中、車に乗った上下紺色の制服を着た2人組に「警察だ。喫煙禁止場所でたばこを吸ったので、警察署で罰金を払ってもらう」などと呼び止められ、助手席に乗せられた。
車は、ナンバープレートのない灰色のワンボックスカーで、2人組のうち、1人は運転席に、もう1人は後部座席にそれぞれ乗っていた。
怖くなった男性が強引に降車を試みると、後部座席の1人が男性に手錠をかけ動けないようにした。運転席の1人も信号待ちの際に拳銃を突きつけてきた。
車は、ロハス通りなどを南へ向けて走った後、西方に進路を取り、パサイ市の商業施設、SMモール・オブ・アジア付近とみられる草むら近くで停車。
運転席の1人が、男性に所持品をビニール袋に入れさせた後、ビニール袋を持って下車。車から約8メートル離れた草むらにビニール袋を置き、運転席に戻った。その後、男性の手錠を外した上で、ビニール袋を取りに行かせた。男性が草むらに入った際、車は急発進し逃走したという。
ビニール袋には、現金約350ペソと携帯電話2台が残されていたが、約8万ペソとたばこ1箱がなくなっていた。この後、男性はタクシーでホテルに戻ったという。
1994年から観光で約100回にわたり来比してきたという男性は、「警察を名乗り、人をだますのはもってのほか。比の良い印象が落ちた」と語った。1月29日に来比し、2日に帰国予定。
[ 847字|2012.2.2|社会 ]
同じようなことがおきますねぇ〜 両替したときは気をつけないと、これって鉄則なのに。。。 つけられたとしか?偶然ではないように思えます。
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