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No87451 の記事


■87451 / )  Re[10]: 続編
□投稿者/ デーブマン 大御所(259回)-(2012/02/01(Wed) 06:04:20)
    2月1日のマニラ新聞から

    国際線拡大
    セブパシ航空、2013年内に国際線を拡充し、中東などへ長距離直行便を運航へ

     格安料金を売り物に躍進中のセブパシフィック航空は31日、2013年第3四半期に長距離国際線を拡大させる計画を発表した。「マニラから11時間以内の直行便」をうたい文句に、欧米や中東、オーストラリアなど比人海外就労者(OFW)の渡航先を対象に新たな路線を開設し、経営悪化の立て直しを図っている比国内最大手、フィリピン航空(PAL)にさらなる攻勢を掛けたい考え。

     同航空は、計画実施に向けて14年までにエアバスA330(客席数400)を4機、さらに4機を16年までに新規購入、運航させる予定。操縦士や乗務員の新規採用も進め、他の航空会社の運賃から35〜80%値引きした「格安プロモ」で勝負する方針だ。 

     同航空のランス・ゴコンウェイ社長は同日、首都圏パシッグ市のホテルで記者会見し、OFWの渡航先である中東や欧米などの各国に直行便が飛んでいない現状を踏まえ、計画実施の必要性を強調した。

     その上で「計画によってマーケットシェアを拡大できるだけでなく、航空業界への刺激にもなるだろう」と語った。 

     比の航空会社は10年、安全面での懸念から欧州連合(EU)によってEU域内乗り入れを禁止された。同社長によると、年内にEUの禁止措置が解除される可能性があるという。

     米連邦航空局(FAA)も07年、安全政策の評価を「カテゴリー2」(米国内への増便不可)へ引き下げた。FAA査察団は1月下旬に比を訪問しており、調査結果次第では格上げ実現が見込まれている。同航空の計画浮上は、こうした背景もあるとみられる。

     セブパシフィック航空は現在、マニラ空港第3ターミナルを拠点に、国内34空港、海外19空港と結び、1日平均約300便を運航している。日本へはマニラ〜関西国際空港間が火、木、日の週3便。現在の保有機はエアバスA320(客席数180)が19機、エアバス319(同156)が10機など旅客機計37機。

     11年の同航空利用者数は前年から140万人増えて1190万(うち国際線約23%)と右肩上がりで、12年は1400万人まで増加すると見込んでいる。

     一方、同航空の拡充計画についてPAL広報担当者は、マニラ新聞の電話取材に対し「航空業界における競争激化は歓迎する。機内食などを含め、PALはあくまで質の高いサービスを提供し続けており、市場が脅かされる懸念はない」と語り、フラッグキャリアとしての自信をみせた。

     PALは11年10月、経営悪化のために合理化計画を実施し、従業員2400人を一斉解雇した。当初は、人員雇用が円滑に進まず、欠航便が相次ぐなどの混乱状態がしばらく続いたが、同年末に落ち着いた。 

     しかし、ジェット燃料費の高騰で同年7〜9月期の損益では3940万ドルの損失を被っており、相次ぐ欠航便による損失を含めると赤字額が膨らむのは必至で、経営の立て直しを迫られている。



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