| またくだらない例を書きますが、今のグーグルの情報収集システムは、ある一人のユーザーが何を検索したか、何を購入したか、誰が友人か、だけでなくメールでどんな言葉が良くつかわれるかとか何の関係の仕事をしているかまである程度分かってしまうレベルまで来ています。
これがもう少し進化すると、例えば携帯電話に、「次回の連休のボラカイ旅行のプラン」が提案されたりするようになるはずです。
そしてそのプランに興味を示し情報をチェックすると、その人のスケジュールや嗜好に合わせた形でのいくつか選択肢が提示されます。 例えばサンセットがきれいなビーチを持つホテルと、人が集まるディスコを持ったホテルが提案され、気になる方を選択し更に詳しい情報に進むと、食事やその他の提案が用意されています。
そして、その人が何に興味を持ったかが全て記録され、それを元に全体のプランが出されます。
そしてここで「予約しますか?」なんて野暮な質問は出てきません。
その後その人がどのような情報に興味を持ち、どのような行動を取るかが記録され、例えばボラカイ行きの飛行機のスケジュールを調べようとした時やデパートで水着を購入した時などに、さりげないボラカイ旅行の広告が表示され、それに興味を示せば、自動的に飛行機のチケットの手配も含めた細かいプランが用意されています。 普段どのような価格帯の物を購入しているか。 飛行機はビジネスを使っているかエコノミーか、 一人旅が好きか家族旅行が好きか、
全部リサーチされた上でのプランの提案です。
利用者が携帯端末のボタン一つ押すだけで、チケットからホテルの予約まで自動的に終わり、キャンセルも簡単に出来ます。
ダイビングのオプションを申し込めば自分の体に合ったサイズのウエットスーツや機材が自動的に用意されます。
利用料金も勿論全て自動決済。
プライバシーの保護方法さえクリアー出来れば、こんな事は数年先には出来てしまうはずです。
|