![](./icon/rob6.gif) | 日本国憲法の草案作りに最も深くかかわったGHQ民生局のケーディス大佐(当時)が、30年後に本国で、憲法がそのまま生きているというのを聞いてびっくりし、「えっ、まだ変えていないのか!?」と言ったそうです。内田氏の大好きなアメリカ人です。それから40年近くたちましたが、このみっともない憲法は、まだ一行たりとも変わっていないのですね。
もちろん、ただ情勢の変化に合わせて必要事項をごちゃごちゃ書き加えるのは、そもそも憲法というものの精神に反しており、けっしていいことではありません。しかし逆に「平和が保たれたから護憲」という間違ったロジックで、この欠陥憲法をそのままにしておくのもどうかと思います。私は一部の人が唱えている「廃憲」もありだと考えています。
内田氏が、改憲すると「戦争ができる国になる」といった小学生並みの危機感から改憲に反対しているにすぎないのは、上記の引用部分から明らかです。これは、いまや政治生命を絶たれた(失礼)瑞穂さんなどとまったく同じことを言っているとしか受け取れません。鋭敏な感性と深い思考力の持ち合わせを多少とも自負する言論人なら、もう少しひねりを効かせてみてはいかがでしょうか。じつはただのナイーブな空想的平和主義者(戦後にのみ登場した突然変異種)にすぎないのに、何やら回りくどい理屈を弄して、いかにも高級なことを言っているように見せかける。しかし少していねいに読めば、その思想の幼さは明らかです。こういうのを「タチの悪い言論」と言わずして何でしょうか。(by小浜逸郎)
書き手の小浜ちゅう人は国士舘の客員教授かなんかだから内田氏とは立ち位置が違う。もの見方ちゅうのはこれほど多様性に富むちゅうことだわな。
読み手はよく吟味して読まんと騙されるちゅうことですわ。本に書いてあるから事実かどうかは別。
でも、全文読んだ人いるかな。俺なら掲示板のこの手のものは読まんな。
|