![](./icon/panda.gif) | ここのところ、なにやかやと忙しくて出てこれない状態が実は今も続いているんだけど、改めてここでGENANAうさ論争とでもいえるものについて、整理してみようと思う。 まず、南京事件について。ネット上では「なかった」派が根拠も無しに「なかった」とふれまわり、相互増幅させて、あげくのはてはヘイトスピーチに結びつけていくという風潮が主流のようだ。 わたしとしては、ここがそのようなものになっていくというのは座視しがたいので、事実派と自称する人が作ったサイトを紹介している。あらためて紹介するけど http://www.geocities.jp/yu77799/ せめてこのうちでも「南京事件 初歩の初歩」だけでも目を通してほしいね。 「まずよく誤解されるのですが、「南京事件」というのは、例えば数万人なり数十万人なりを一箇所に集めて、まとめて機関銃なり銃剣なりで殺した、という事件ではありません。基本的には、数多くの中小規模の「事件」の集積です。
よく「南京大虐殺の存在を証明しろ」という大上段に振りかぶった議論をする方を見かけるのですが、その点さえ承知していれば、ネット掲示板の小さなスペースでそんなことが不可能であることぐらい、すぐにわかるはずです。「証明」のためには、数多い事件群についてそれぞれ資料を並べ、検証を行うという膨大な作業が必要になってきます。(ついでですが、そのような「証明」を求める方は、まず確実に、「基本的な入門書」すら読んでいません)」
ということです。 さて、この掲示板では、南京大虐殺について「当時の南京の人口が20万人しかいなかったのに30万も殺されたといってるからまったくの捏造だ」という発言があったので、私が20万というのは当時の南京市の一部(安全区といわれた地域)について出された数字であり、それ以外にも避難民の流入などもあったのではないかという疑問を呈したのに対し、GENANA氏が「日本軍が占領してる地域に避難民が流入してくるわけがない」という珍妙な噛み付き方をしてきたのがことの発端でしょう。 そこからなんだかんだと言い合いになったわけですが、不毛な論議でしたね。 まあ南京事件についてまともに考証に取り組むつもりもなく「なかった」派の相互マスタベーション的な「気持ちのいい」やりとりの場に「事実派」のサイトを貼り付けてくる私のやり方がカチンと来るとかいうのだったら、私ももうここには来なくていいと思ってますがね。 さて、また忙しい朝がやってくる。もうひとつ自民党の改憲案にかんするやりとりがあったけど、これはまた次回にでも発言します。
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