![](./icon/rob6.gif) | 宇宙が約138億年前に膨張し始め、ビッグバンを起こして誕生したことを裏付ける「原始重力波」の証拠を南極に設置した電波望遠鏡で初めて観測したと、米ハーバード大やスタンフォード大などの研究者で構成する「BICEP2」プロジェクトが17日深夜に発表した。 同プロジェクトとは別に、東京大宇宙線研究所で重力波を研究する大橋正健准教授は「初期宇宙の姿がより正確に分かってくると思う。確認されれば、ノーベル賞級のすごい成果だ」と話した。 宇宙がビッグバンで誕生した際には、非常に高温で密度が高かったと考えられている。膨張によって現在は絶対温度2.7度(セ氏零下270.4度)まで冷えており、この温度は「宇宙背景放射」と呼ばれる短い波長の電波として観測される。 南極は低温で、大気が乾燥し安定しているため、宇宙のあらゆる場所から地球に届く宇宙背景放射の微弱な電波を望遠鏡で精密に観測するのに向いている。BICEP2プロジェクトは、宇宙背景放射の「Bモード偏光」と呼ばれる現象を捉え、原始の宇宙が膨張して始まった証拠である重力波が存在することを示した。 時事ドットコム(2014/03/18-08:19)
宇宙が膨張してるってよく聞くけど、膨脹できるってことは外側があるちゅうことでしょうか。
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