| あんたは、宗教ですから。やっと宗教?
引用 死なない医療」から「生き切る医療」に 仏教の視点を 西本願寺医師の会発足へ
医療現場に仏教の視点を取り入れようと、浄土真宗本願寺派(本山・西本願寺、京都市下京区)は16日、「西本願寺医師の会」を今年度中に発足させると発表した。僧侶や門徒である医師たちが中心となり、患者が直面する生死の苦悩に寄り添える医師を増やすのが目的。伝統仏教教団では珍しい取り組みという。
本願寺派では緩和ケアを専門に扱う「あそかビハーラ病院」(京都府城陽市)を開設し、僧侶を常駐させて終末期の患者たちに対応している。仏教と医療には命を取り巻く共通の課題があるとみて、僧侶や門徒である医師たちの相互交流が必要と判断した。
会では医師たちに仏教や浄土真宗の教えを聴聞する機会を設けるほか、医師たちの意見を本願寺派の活動に反映させる。すでに発起人の医師9人が準備を進めており、100人を目標に会員を募集している。
発起人の一人で門徒の医師、田畑正久さん(65)=大分県宇佐市=は「延命と救命を中心とした『死なない医療』から、人間らしく『生き切る医療』に変わるため、仏教と医療の協力が必要だ」と話している。
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