| 太陽光発電システムですが、発電部分の太陽電池は温度が上がると出力 が低下してしまいます。ですので真夏は意外と発電できませんし、発電 した電気を交流に変えるパワーコンディショナーという部分が劣化もあ るのでしょうが5年〜10年でダメになります。これが高いのでまず何時 まで経っても元は取れません。
日本では余剰買取(一定規模以下の一般家庭レベル)制度があるので、 注文建築などではかなり普及してますがトラブルも多いです。先ず取付 してるのがほとんど素人ですので、屋根の母屋や垂木の無い野地板に直 にパネルを取り付け、雨漏れや台風の時にずれが出たりしています。業 者は「10年で元が取れ、その後はずっと電気代タダ」といいますが、お よそ年5%程度発電量が落ち、故障すれば撤去の為に足場を掛ける必要 がありかなりの出費になります。
太陽光発電や車のハイブリッド等、初期性能がずっと続くような話は、 私に言わせれば詐欺まがいでしょう。だいぶ良くなったとはいえ、確か 太陽光発電のコストは火力発電の4倍程度でしたし、全量にしろ余剰に しろ電力の買取費用は一般の電気利用者が電気代として負担しています。
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