| 我が家の前のココナッツが沢山ある土地では、以前はおじいさんがトゥバを取ってましたけど、おじいさんが亡くなってから取る人がいなくなって、ココナッツにも実が付くようになった。 トゥバは、開く前のココナッツの花芽をテープで引っ張って、花芽が下を向くようにしてから、先っぽをほんの僅か削ってそこに竹筒やらガロンボトルの切ったものを付けておき、花芽から出る樹液を受けて、自然発酵させたもの。
毎朝、ココナッツに登って回収するのです。 それにマングローブの樹皮から作ったトンゴックと言う粉を入れると赤い色になるのです。 それをサリサリなどに卸して売られるのですが、とれとれのトゥバは激しく発酵しますから、器の蓋は外しておきます。 ボトルの口からは、泡が絶え間なく吹き出て来ます。
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