| 案山子さん、こんにちは、
>混血論は? > >混血しないと人類は滅ぶんじゃないの。
学術的には存じませんが、良く皇室の問題が話題になりましたね。 現皇后の民間からの成婚の折り等に話題になったことを記憶しております。
フィリピン先住民の起源は、15,000年前アンチョコによれば、アジア大陸から のニグリト(後のアエダ人、ネグリート人の起源)で、その後インドネシアや マレーシアからのマレー人が移住し、更に10世紀ごろからは中国(福建省を 中心とする)とあります。 そして、マゼランが16世紀にセブに到来してからスペイン人も移住している ようです。 (アンチョコは、JETRO発行のビジネスガイド「フィリピン」です。)
上記によれば、フィリピン人の特徴は、これらの各人種が純潔を守るのではな く、婚姻による混血が主流であるとの事です。
従って、スペイン統治以前にも混血化が進んでいたのでは無いかと思われ、純 潔種の弊害の心配は少なかったと思います。
GENANAさん、読ませて頂きました。
>私はこの考え方には、同意できません。比国の歴史や経済についてとやくか >く言えるほどの知識はありませんが、知る限りでは、富の還元や統治システ >ム(もちろんカソリック教会も含めて)は、単に効率よく搾取するためのも >のが残ったにすぎないと思います。
GENANAさんのご意見も良く判りますが、スペインによる統治は、倭民族 によるアイヌ民族、ヨーロッパ人(最初は、新教徒だったかな)による先住民 (アメリカ・インディアン)への扱いに較べれば、穏やかなものであったと思 っております。 (強権的であり、戦闘もあったとは思いますが、狭い居留地に押し込んだり、 一部民族を絶滅に近い状態に追い遣ったりはしなかったと言う意味でです。)
なお、上記はGENANAさんを同意に導こうとする目的では無く、あくまで 私の考え方の補足です。
>同上の理由により、これも意見が異なります。
了解。
>多くの文化・文明論は北の人々の理論であるためではないでしょうか。 >そのために、北の文化・文明が普遍的に人類に寄与できないのでは。
確認ですが、北の人は、冬の間の食料や燃料を蓄えておかねばならず、ここか ら勤勉であり蓄えの必要性を身をもって体験し、それが理論化されたと言う理 解で大雑把には良いでしょうか。 反面、冬の無い世界では、果実類や海のめぐみに恵まれ、その日の食べ物に苦 労せず、雨さえ凌げれば(家で言えば屋根さえあれば壁は不要)生きていける ので、蓄えは必要ではないので、勤勉である必要はなかったと言う事ですか。
その事については同感ですし、沖縄でも同じでした。 (しかし、・・・・は、後述します。)
>世界中から情報が流れ込み、日本や欧米の生活に憧れる。いや、ほとんど情報 >操作的に憧されているとしか思えない。南の国の人は、本来必要でなっかたテ >レビや冷蔵庫等のいわゆる文明の利器を必要とさせられる。北の人がそれを売 >りにくる。南の人は、お金がないので資源や穀物を売り、それらを手に入れる。 >北の人は、どんどん良いものを紹介して売りまくる。南の人は付加価値を大き >くできない資源と穀物を前よりもっと多く売らなければならない。この繰り返 >し。鉱物資源が未開発の比国では、労働力の輸出となる。
基本論的に言えば、文明は水の流れの如く、高い所から低い所に流れるのが自 然の摂理であり、何人もこれを妨げられない。 です。 (私は現役時代にダム建設に関わっておりまして、一時的には水の流れを妨げ ておりましたが。 笑)
同様に、人間には欲があり、この欲が良く働けば向上心や進歩(開発)意欲に なりますが、悪く働けば闘いになりますよね。 (アダム&イヴの世界から。 うふふ)
仰る様に文明には不必要なものも確かに有ると私も思いますが、必要なものも あり、あった方が良い物も沢山ありますよね。 また、その判断基準は不変ではないと思います。
最低限必要なものとしては、医療関係、電気、移動・運搬の為の車、等が挙げ られますが、これは単独では成立しませんので、実際にはこれに留まりません。 更に、国として成立つには、司法・立法・行政なども必要ですが、これもある 程度は輸入して先人に学ぶ事が有用だと思います。 その他、教育・文化活動(芸術やスポーツなどを含む)、等々も国際交流が有 効ですしね。
鉱物資源については、私は大学のゼミは鉱床学でした関係で、少し文献で調べ たのですが、探鉱は陸上に関してはかなり実施されており、鉱山も稼動してい た様ですが、日本同様に採算が取れない(或いはギリギリ)のようです。 なお、海底資源については存じません。
>いっそ、永遠に鎖国ができるならば、かえって幸せかもしれません。
同感。 アハハハ
|