| セブの光と影VでGENANAさんよりお尋ねがありました、付加価値税についてですが、PALの回答では、航空券に関しては国内線だけが新税E-VATの対象となるようで、国際線には適用されないそうです。
また、短期で来られる方にはあまり関係ないかもしれませんが、11月1日よりこのE-VATが適用され、ただでさえ高騰していたガソリンがついに40ペソ/リッターを超えました。
そのうちジプニーがストライキを繰り返し、値上げが認可され、そのあとでタクシーが値上がりするはずです。
このままだと暴動にも発展しかねない雰囲気を感じているのか、アロヨ大統領は最低賃金の大幅な値上げ要求に対し立法に向けた前向きな動きをとっているようです。
皆さんもご承知のようにフィリピン労働者の質は向上せず、国際競争力はほとんど伸びていませんので、下手に賃金を上げれば外国の企業はますますフィリピン離れを加速させ、フィリピン経済は泥沼にはまってゆく可能性が増しているような気がしてなりません。 ですから、アロヨ大統領のこの動きに対し経済界は反発を強めているようです。
フィリピン政府にしてみれば、手持ちのえさがほとんどないのに、目先のにんじん引っ込めるわけにも行かず、騙し騙し国民の我慢の限界を見極めつつ、値上げの承認を可能な限り先延ばしにする事しか出来ないはずです。 一歩間違えば暴動やクーデターが起こりかねない状況と言っても過言でないような気がします。
燃料費はこの10年で4倍になっているのに、賃金は3〜5割程度しか上がっていないのですから、しわ寄せが起こらないわけはありません。
こうなってくると都市部の治安低下が心配ですね。やっぱり質素な田舎暮らしが良いってことでしょうね。
早く田舎暮らしが出来る身分になりたい マテナ
|