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No32401 の記事


■32401 / )  セブの交通事情
□投稿者/ JJ 大御所(1666回)-(2006/02/17(Fri) 10:40:15)
    セブの交通事情 No1

     私は毎日車を運転する。そこでこの国(セブ島)で運転する日本人が感じるだろう感想である。
     この国は左ハンドル車以外は一切走ってはならない。(但し、ダナオの田舎で右ハンドルのトラックを見てしまった)                          

     右ハンドルに慣れた我々日本人は、最初に運転するときほど怖く感じることはない。特に、大きな道路でUターンした後など、錯覚をおこしてしまう時がある。

     で、この国の交通ルール?に逆らわないように運転を心がけてはいるものの、信号機なるものが非常に少ないって言うか、田舎道などには無いので、交差点を通過するときなどこの国特有の交通ルールに慣れることが必要である。交差点に先に入った車が優先なのである。

     まず最初に慣れなければならないのは、道路を走っている乗り物のスピードの違いなのだ。遅い順に書くと、自転車の三輪車、自転車、トライシケル、自転車(サイクリング車)、 オートバイ、ジプニー、大型バス等、それに加えて歩行者と犬にも十分気を配らなくてはいけない。何故かと言うと、クラクションを鳴らしても歩行者や犬の多くが反応しないのだ。                                  

     さて、最も多く走っているトライシケルを追い抜くときが一番神経を使う。まず、対抗車線を走ってくる車の種類とそのスピードを計算して追い抜きをするのである。そして私はこの国での交通事故を極端に恐れているので、通常は車間距離をキチンと取って走るようにしている。そんな私の車を追い越しする車が大半なのであるが、日本なら私が乗ってる車種を軽四輪が追い抜くなんて、まずない。                    
     しか〜し、私の前に一台分の車間距離があると、追い抜きをかけてくるのである、あの軽四輪がである。中にはアッセンブルカー(俗に言うジーピー)までもが黒い煙を吐いて追い抜いていく。「オニョレー、このターボエンジン車を追い抜くってかぁ〜!」
     
     カーっとなって今度は私が3〜4台ゴボウ抜きしてやる。最近はそんなカッとなることもなく、チンタラチンタラ走っているが、それにしても不思議なのは、私の車1台を追い抜いたからって、一体何分早く目的地に着けるのだろうか?この国ってそんなに時間を急ぐ民族だったのかなぁ〜?

     補足・・・セレスの後をついて走ると速い早い!私も大型免許を持っているので分かるが、あの大型バスをあのように操れる運転技術には驚嘆。

    セブの交通事情 No2

     セブ市内を走っているとよく出くわすことがある。                

     私が、小道から片側二車線にでて左折しようとするときである。右折すれば車の流れに乗るだけであるから問題ないが、手前の二車線を越えて、向こう側の二車線に乗りたい時、まず、手前の二車線の車を止めさせて渡らなければならない。          

     私の車の先っちょをちょっと出すと止まってくれる車が多い。で、もう一車線越えれば向こう側の道路に入ることが出来るが、その中央部分の車線の車がなかなか止まってくれないのである。私の車が出てきたので止まってくれた車の後には、延々と後続車が続く。 
     さて、その中央斜線を走る車が止まってくれば、私の車が通り抜けられるので渋滞など起きないのだが、最初に止まってくれた斜線の後続車の中の車が、車線変更して中央車線に移動し、更に私の車を通させないのである。この状況、私の説明でお分かりだろうか?

     逆の立場の時に私はいつも言う。「お〜い、止まってやれよ〜!」と声を出して言ってしまう。日本語が分からないかあちゃんが「とうちゃん、なんで怒ってんのぉ〜?」

    セブの交通事情 No3

     ついこの間2度目を体験してしまったこの国のトラフィックマナー。         
     交差点でジプニーとオートバイの接触事故があった。事故現場が見えたので私は現場と充分な距離を置いて停車した。そこは見晴らしがいいから大概の運転手は現場が見えているはずだ。                                   

     しかぁ〜しこの国は甘くない。まず、私の車の右側をタクシーが追い抜いて、現場のちょっとした間隙をすり抜けようとした。ジプニーもそれに続けとばかり何台か走り抜けていった。そこに十字路の右から大きめのトラックが入り込んできた。何台ものオートバイも同じように隙間に続々入り込んできた。                     

     ちょっとした隙間があれば、我先にと入り込んでくるのである。当然、その場所はにっちもさっちもいかなくなった。自称交通整理員(この国はだれでも交通整理員に早変わりする)が出て来て、ジプニーをバックさせ始めた。                 

     なんで私までバックせにゃならんの?

    セブの交通事情 No4

     2週間ほど前、私は犬をひき殺してしまった。と言ったって、あれは完全に飛び込み自殺のような感じだった。時速5〜60Km位の、割とこの国ではハイスピードの速度だったから、ブレーキなんて踏む余裕はなかった。                    
     右側のフェンダー越しに、まさに駆け抜けようとした犬の姿が一瞬眼に飛び込んできた。その後左の前輪そして後輪の順に、ガンガンと音を出して犬を轢いた。犬の体の骨の硬さがハンドルを通して伝わってきた。いい気分はしない。            

     「かあちゃん、どうする、犬の死体?」「あの当たりの人が片づけるわよ」「はい」

    セブの交通事情 No5

     時々義弟のオートバイを借りて用足しをするときがある。 
                
     困ったことがある。サイドミラーがないのだ。だから、車線変更をするたびに首を後ろに回して後続車の確認をしなければならない。かぶっている帽子を何度か飛ばしてしまった。                                      

     私が車を運転してるときに怖いと思うのは、このオートバイ軍団だ。まず、オートバイが小道から出てきて右折するときに、オートバイ運転手は全く左側を確認しないで道路に飛び出してくるのだ。一瞥もしない。                       

     更には、対向車線が渋滞してくると、中央分離帯(実際はラインも無い場合がある)を越え、こちら斜線に完全に入って来るのである。これではオートバイの事故が絶えないはずだ。                                     

     さらにご存知のハバルハバル。オートバイに沢山乗って目的地に運ぶオートバイの仕事をこちらではそう言っている。一人10ペソ。山岳地帯やかなり田舎の方では信じられない人数を乗せているが、セブ近辺では乗せても運転者入れて4〜5人だ。       

     しかし私には子供がいる関係上、いたいけない赤ん坊が乗っているのを見るにつけ、カワイソーと思ってしまう。生まれたばかりのような赤ん坊を抱いてハバルハバルに乗ってた夫婦がいた。あのトラフィックポリスが停車を命じていたけど、どうなったことか・・・。

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