| >それは、日本以外の所ならUSAだろうがどこだろうが、フィリピン人の方が >馴染むと思います。
一般論としては、そう思うのですが、日本での親類・友人などのと、妻の親類・ 友人・元の会社の部下などの話しを比較すると、大差ない様に思います。 どちらも行くにあたっての準備(調査・確認を含む)や気構えがしっかりしてい れば自然に馴染んで行くようです。
ただ、フィリピン人の場合は、富裕層と庶民では目的も行く為の手段・手掛かり も大きく違うので、これは分けて考えざるを得ないと思います。 富裕層は、概ね留学からはじまり、就職や結婚に至り、過半数は永住権の取得に 至るようですが、庶民はスカラシップ付きのナース(近年激減:フィジカル・テ ラピストは増加とか)や結婚(かなり怪しいもおが多い)、ワーカー(これも近 年激減)が多いようです。
従って、フィリピン富裕層と日本人(駐在員(の妻)も多いですが)では、かな り似た傾向があると思います。 何故ならば、対象者に関しては英語の総合力では大差ない(得意分野は違います が)ですし、生活スタイル等も欧米化しており、面食らう(パニックに陥る)事 はなかったと言う事です。 このパニックに陥らない事こそが、馴染めるか否かの重要ポイントだと思います。 後は時間が解決するでしょう。 (私の同年代の従兄弟も2年間留学しましたが、彼は一年近くは面食らう事の連 続だったと言っておりましたが、時代は変わっているのでしょう。)
また、冒頭に書いた気構えとは、目的や目標でもあり、それを達成する為には、 “小異を捨てて大同を取る”事や、目的達成の為の妥協(本当は妥協ではなく 寛容さ、理解・納得)に繋がると実感しております。
なお、フィリピン人庶民の場合には、当初の条件とは違う待遇であっても、帰国 する事もできず、夢は叶わなくても今までの生活よりは豊ではあるので、我慢せ ざるを得ないと言う事が少なく無い様です。 これを馴染むと言うか否かは難しい面がありますが、私は違うと考えます。
PS: 私の使っている馴染むとは、必ずしもベッタリ同化する、或いは受け入れ るとは限らない意味です。
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