 | マイクロソフトがXPから採用した正規ユーザー以外は使えない、という登録制度
悪ティベーション のシステムに反抗し、今までXPを使う事をかたくなに拒否してまいりました私ですが、この度なんと、タナボタ式で我が家にウインドウズXPが襲来してきました。
なぜ私がマイクロソフトに対して怒っているかと申しますと、この悪ティベーションの問題点は、正規ユーザーの認証システム方法にあります。
このシステムは通常正規ユーザーの認証をインターネット経由で行うのですが、その際にユーザー（この場合は人間ではなくパソコン１台の事を指します。）を唯一の物として特定する為に、パソコン内の情報をマイクロソフトが勝手に引き出し、ハード構成などのシステム情報を元にコンピューターを特定し認証を与えています。
ところが、例えばパソコンのトラブルやアップグレードや買い替えなどでハードの構成が変更になった場合は、正規ユーザーで有るにもかかわらず一旦取った認証が使えず、再度認証を取り直さなければならないのですが、その際にマイクロスソフトへの連絡が必要になるのです。
これは全くの暴挙で、正規ユーザーが一つのパソコンにしかインストール出来ないようにするなら、他の方法がいくらでもあり、実際にウイルスバスターなどの他社製品では非常に使いやすい形で、正規ユーザーの認証を行ってユーザーがわずらわしさを感じる事はほとんどありません。 ハードが変ろうがパソコンが変ろうが、登録した番号の製品（ウインドウズ）が一つしか認証しないように、マイクロソフト側でデーターベースを持ては良いだけの話なのです。
それを何が理由か知りませんが、認証データーは認証を受ける側のハードディスク側、つまり顧客側のウインドウズのシステム内に登録する方法になっている為、再インストールすると再度認証を取りなおさなくてはならなくなるのです。
実は私も以前XPをインストールした事があるのですが、当時はマザーボードなどのハードを年中入れ替えていたのですぐに使えなくなり、マイクロソフトに連絡しようにも、説明書に書いてある電話番号がフリーダイヤルのみで海外からは使えず、あとは郵送でしか連絡が出来ない状態に追い込まれました。
もちろんフリーダイヤル以外のマイクロソフトの電話番号を調べて掛けてもみたのですが、例のコンピュターのガイダンスにしたがって根気良く再アクティベーションの窓口を探したのですが、結局数分かかってもそれらしき所まで到達しなかった為、腹が立ってきて電話を切ってしまいました。国際電話ですので大変な出費です。
仕方ないのでXPは諦め、それ以来XPは私のカタキのような存在でした。
ところが、一昨日仕事から家に帰るとまだ１０月だというのにサンタクロースがうちに来たらしく、私のパソコンの前に新品のウインドウズXPと4.3GのSCSI外付けハードディスクがおいてあるのです。
私にとってはカタキのようなXPですので、さすがにこちらが頭を下げて金を出してまでうちに来てくれと頼むわけには行きませんが、向こうから頭を下げて「使ってくださいと」いって来ればこちらも態度が軟化します。
というのも、セブのような所に住んでいますと、現地のエンジニアは日本語がわからない為結構パソコンで困る日本人が多く、私の所にはかなりの相談が来ます。
ところが私はそのような事情からXPは全くなれておらず、例えば電話での相談などで、
「○○を開くと、××の画面になりますので、そこにある△△のボタンを押し、□□のファイルを変更してください。」などと言う指示が出来ないのです。
ですから、私も”決して自分の為”でなく"皆さんの為に”XPや、来年出るOSも勉強しないといけないのかな、なんて思っていたのですが、そのために以前持っていて人にあげたことがあるXPに１万円以上も出して買う事に躊躇していたのです。
サンタクロースが誰かは今の所はっきりしておりませんが、このスレッドの流れから考えて おそらく、たくさんがヒロさんに届け、ヒロさんがJJさんに届け、JJさんがレイヤに渡し、レイヤガうちのメイドに渡し、メイドがうちの女房に渡し、女房がわたしのパソコンの所に置いたのだと想像できます。
私の仮定が正しいかどうかこれからじっくりと検証して行きますが、とりあえずはサンタクロースさんにお礼を言いたいと思います。
XPで困っているセブの日本人の為に、私が勉強をする機会を与えてくださってありがとうございます。
ガンバリます。
まわりくどい！ 素直にありがとうって言え ってか。
|