| ■No50733に返信(goddilaさんの記事)
> 厚生労働省は16日、京都市在住の男性がフィリピンで犬にかまれ、狂犬病を発症したと発表した。男性は重体。日本人の狂犬病発症は、1970年以来36年ぶり。
詳しい事情がわからないと何とも言えませんが、おそらくは予備知識があれば発症せずに済んだ可能性が高いはずです。
私も日本から犬を連れてきましたのでその時に少し勉強しました。
狂犬病は感染してから発症するまでに人の場合で1ヶ月〜3ヶ月程度の潜伏期間がありその間に数回に渡りワクチンを接種すれば発症しないまま、ウイルスを抑える事が出来ます。
フィリピンのように狂犬病が絶滅していない地域で哺乳類にかまれた時は、その噛んだ相手に狂犬病の症状が無いかを良く観察し、狂犬病でないという疑いが晴れない場合は、念の為にワクチンを摂取して発症を抑える必要があります。
狂犬病に感染している哺乳類にかまれた事に気付かなかったり、噛まれた後のワクチン摂取を怠れば潜伏期間後に発症し、一旦発症してしまったら100%死亡すると言われています。
ですからフィリピンでは自分の飼い犬が人を噛んだ場合、飼い主の負担で噛まれた相手にワクチン接種をするのが常識です。
5年ほど前に近所のスクワッターの兄ちゃんの犬が子供を噛んでしまい、その時に私のところにお金を借りに来ました。 当時で5000ぺそ程度でしたが、彼はきちんと返しました。 フィリピンでは人を噛む犬は殺されて食べられてしまう事がかなりあるようです。
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