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Re[17]: かずこさんのコーナー No.6
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□投稿者/ GENANA 大御所(7840回)-(2007/02/18(Sun) 11:20:06)
| ご存じのように演繹法には一般原理から理論的推論により結論として個々の事象を導き出す方法です。有名な手法としてマテナさんが↑のレスで用いている3段論法があります。 それでは副校長先生の3段論法の誤りを示しましょう。
1.大前提の不適 「事前に結果がわからないことに自分の夢をかけるのは楽しい。」の大前提が 使用するのに適していない。)「博打は胴元が勝つように配当率が定められて いる。」は事実であるが「事前に結果がわからないことに自分の夢をかけるの は楽しい。」は事実でない。人によっては不確実な結果に自分の夢をかけるの を嫌う人が多い。事実、日本国民の多くは公営博打に積極的に参加していな い。 2.小前提の不適 「賭博は事前に結果がわからない。」は小前提として不適当。一回一回の勝負 は、勝ち負けはわからない。しかし、勝負の回数が増えれば増えるほど胴元が 勝つ。博打のルールが胴元が確率論的に勝つようになっている事実は無視でき ない。 3.大前提の間違い 「博打に通う人は大勢いる。」は、ある限定された範囲でのみ正しい前提であ り、全人類の数から見たら博打場に通う人間は少ない。 4.小前提の間違い 「博打によって得る物がなければ大勢の人は通わない。」は、先入観や偏見に 基づいた間違った小前提。また、小前提として事実をあげなければならないの に背理法の理論を持ち込んでいる。
あと二つは背理法を用いてますね GENANA つづく・・・・・ かなぁ
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