| セブの日本人会会報より抜粋!
準備しておく書類 1.パスポート。
2.戸籍謄本。(古いもので良い)これが必要な理由は、 遺族年金申請や死亡届に本籍地の記入欄がある為とその他フィリピン妻の名前の確認に都合がよいからである。
3.年金を貰っている人の場合は、年金証書、年金手帳、社会保険庁から送られてくるはがき等。
4.預金通帳。これはフィリピン妻との連名が望ましい。 必要経費を奥さんが準備できるからであるが、他の理由で、望まない場合には、 ATM(自動支払い機)用のキャッシュ カードとその暗証番号を書いておく。 暗証番号は算用数字ではなく、当て字で構わないので、漢字書きにしておく。 例えば、3(参)、5(後)、8(鉢)0(例)等で日本人には分かるが、 フィリピン人には全く分からない。 面倒くさいので必要なお金を現金でとっておいたらと思うかもしれないが、 最後の時がすぐ来るか、5年先は分からないし、そのうちに使ってしまうか、無くなってしまうかも知れないので、 “イザ鎌倉”の時に間に合わないので、勧められない。 とに角お金は必要である。どの位必要かと言うと、最近の例では、その日本人は知り合いの弁護士(フィリピン人)に依頼してあったので、 弁護士が全てを行い、その請求書の翻訳を依頼されたが、合計で約10万ペソであった。 内訳はローリング ヒル火葬費用27,000、お棺代10,000、病院費用30,000, 骨壷5,000、弁護士費用30,000であった。 病院費用は、当人が自宅で亡くなったので、形式的なものであるが、胃の解剖を行ったので、高くなったわけである。 この費用は聞いているのと比べると割高であるがせいぜい1割程度の割高であろうか? できれば最後の時は病院の方が望ましい。 自宅だと、病死か自然死か、又は殺人であるかが分からないので、胃の解剖が行われるので、余分な金がかかる。 しかし、死に場所の選択はむずかしい。
5.連絡したい日本人。出来れば身内、親族の正しい氏名、住所、電話番号、セブ在住の信頼できる友人の連絡先。 火葬の時に親族の署名が求められる。 署名がないと火葬できない。 来てくれる身内がいない場合は、領事の署名で良い筈であるが、友人の署名はダメである。
6. その後、遺族が死亡証明書を5枚程貰い、それを翻訳し、パスポートと一緒に、2枚を領事館に持参すれは、 通常2ヶ月後には“除籍証明者”が本籍地の市町村役場でもらえる。 パスポートはボイド(無効)の穴が開けられた後、返される。これで一件落着である。
以上の書類をひとまとめにして、封筒に入れ、 表紙に領事館や上記友人の電話番号をローマ字で書きフィリピン妻に、 その時にそこに連絡するようにしておけば、以後は滞りなく進むはずである。 葬儀所に1日余分に置かれるだけで、2000~2500ペソ掛かる。 死んでからも金がまとわり付くわけだが、仕方がない。 地獄の沙汰も金次第である。残された遺体処置方法は又の機会にお知らせしたい。
南無阿弥陀仏!
追申 jack天野 この間ドマのイミグレに行って暇だったので話をしました いつもイミグレに行く時は林檎とみかんをスタッフ分だけ持っていきます ※賄賂では有りません、日本人としての心付けです。
ドマのイミグレコミッショナーの話では 私の場合IT関連のスペシャリストと認定されて フィリピン人にその技術を教えるので有れば$3000(葬儀代)にて 特別技能者滞在VISAが下りるそうです。 人材育成に時間が掛かりますので、期間は無期限(永住VISA)です この$3000の意味がようやく判りました。 jack天野
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