| うささんにしては珍しく偏った書き方になってませんか?
釈迦に説法になりますが、料理を全く知らない方がいらっしゃるかもしれませんのであえて知ったかぶりをさせてもらいます。
すき焼きや照り焼きは日本独特の食文化だと思います。 冷凍技術やおいしい牛肉が手に入りにくい環境が生んだ料理でしょう。
火を十分に通し牛の肉汁のうまみを使わず、しょうゆとみりん主体で味を占領してしまう。
日本でおいしいと言われる牛肉は肉にさしが入って脂がのった肉で調味料の味と脂で味わいます。
半生では脂っこくて食べれません。
一方アメリカやオーストラリアでは冷蔵設備がない時代からステーキなど、肉をそのまま食べる食習慣がありますので、牛の持つ本来のうまみを最大限に生かします。 肉が主食ですので、脂っこい肉は合いません。 肉汁と血をたっぷり含んだ生の肉を寝かせ、塩コショウで焼いて半生で食べておいしい肉なのですから、その脂のない肉を日本料理に使ってもおいしいわけがありません。
同じ牛肉と言ってもその料理法の違いで、適する肉質や部位が違うのは当然です。
私はステーキにするなら松坂牛のサーロインより、アンガス牛のリブアイのほうが断然おいしいと思いますが、しゃぶしゃぶやすき焼きにはやはり和牛の方が合うと思います。
もっともうささんも「すき焼きにするなら」という意味で書かれただけのだとは思いますが、フィリピン産のことならいざしらず、オーストラリア産まで「こちらの肉はおいしくない」と一括されれてしまっては、オーストラア産が手に入るようになって喜んでいる私が馬鹿にされているようで悔しいのです。
料理に合った肉を選びましょう。
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