| masaoさん、こんばんは。
> 工芸好き人間を自称してますのでお邪魔します。 > はっきりとどの様な工芸品になるのか思い浮かびませんが楽しみですね。 > お話の貝細工の写真があれば、こちらに載せて頂ければ、幸いです。
確かPCに画像を取り込んだ筈なんですがbackupCDを探してもその画像が見つからない。(涙) ひょっとすればクラッシュしたHDに入っていたのかも知れません。 近々新たな物を作りますので改めてUP致します。 > 画像は、台湾の貝象嵌も得意としている楽器作家にオーダーしたマンドリンです。
写真が小さいので細部まで判りませんので正確な事を書けませんが使用している貝は黒蝶貝の様に見えます。 楽器ですからボディーの木材は厚味のある物を使わないと考えますと薄貝の嵌め込み象眼か、薄貝を張り込んだ後同じ厚味の木の板を被せて接着したかのどちらかでしょう。
全体に鏤められた装飾を見ると相当お高い物だと思います。
韓国での象眼はよく知られていますがこれは模様に切り抜いたアワビの薄貝を貼ったあと漆を塗り込み、乾いたところで竹などで作った箆(ま、スクレーパーですね)で貝の表面の漆を剥ぎ取ります。 貝の表面と漆は接着し難い性質を利用した技法です。
|