| ■No55197に返信(ヒロさんの記事) > ほんまやね。 選挙が終わった後の状態を見ていればよく判るがな。 > 反メイヤー派だった町会議員も選挙後は、メイヤーに擦り寄ってる。 ヒロさん、まさに私の頭に浮かんでいたのがこの例です。
昨日まで敵として散々批判的な事を言っていた相手に対し、翌日には平気で笑顔で握手を求めるのがこの国の人の特徴のひとつと言いたくなります。
以前私が「フィリピン人が「目の前に居る人には友好的に取り繕う事があたりまえにできる民族性をもっている」と説明不足のまま不用意に書いた時に、この掲示板にデビューしたての鶴さんに「それは日本人も同じ」と言われた事がありますが、私が言いたかったのはまさにこの話です。
日本人は信念というものを大切にしますし潔さをよしとする美学を持っていますので、権力になびく風見鶏のようなことは多くの人が恥ずかしい事と考えます。
長い間外国人の占領下にあり、そのあとは独裁者に支配されて、現在でさえ権力に逆らった事を言えば、簡単に殺されてしまうフィリピンでは、表面的には笑顔と握手で友好を装い、自分の利益に繋げようとすることは恥ずかしいことではないようです。
そんな事を知るよしもない平和ボケの日本人環境客はフィリピン人の笑顔を「友好的で人なつっこい」などと額面どおりに受け取って勝手に信用し、後になって「裏儀らた」などと言って人のせいにします。
長い間鎖国をしてきた単一民族の日本の方が世界標準からはずれているのです。
アメリカでもヨーロッパでもどこでも、ずーと昔から違う価値観を持つ外国人と触れ合い、ぶつかり、折り合いをつけて生きているのです。
自分の心の中を簡単に表に出す事を美徳とするのであれば、それなりの防御策を持たないとやられます。
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