| ■セクハラで町長に有罪判決
公務員弾劾裁判所はこのほど、セクハラと傷害でセブ州オスロブ町のアビネス町長に有罪判決を下し、禁固7カ月を言い渡した。 同時に法廷は2万200ペソの罰金と原告への損害賠償金4万5,888ペソの支払いを命じた。
町長事務所に配属された臨時職員の女性が、03年に町長事務所で町長に会った際、町長が卑猥な言葉を投げかけながら股間に触らせるよう要求したとして告訴していたもので、これに対して町長は、みだらな格好で座っている彼女に話しかけると、彼女自身が自分の体について露骨な言葉を投げかけたと主張、女性のアザについては、女性が男性の側を通り抜ける際のやり方を教えようとした際に体の向きを変えた彼女が滑ってこけたものだと主張していた。 女性は、町長を無視しようとしたが、町長は近づいてきて右胸を押したため机の下に隠れたとしている。
同裁判所第3法廷のデラ・クルス裁判長は、原告が滑って床に倒れたという被告の主張は信用できないと指摘した。
アビネス町長は再選を目指し町長選に出馬したが落選した。(Manila Times)
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