地球の田舎暮らし掲示板 [One Topic All View / Re[50]: 闘鶏ー実戦エピソード / Page: 0]

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■12253 / inTopicNo.1)

　闘鶏ー実戦エピソード

□投稿者/ 導落大御所(314回)-(2005/03/01(Tue) 00:02:41)

２月４日から２４日までセブ島に滞在して、モアルボアル、アルカンタラ、バナワ、フローリメルハ、オスロブ、マンダウエの各闘鶏場へ行き、様々な経験をしました。

特に、マンダウエの５コックーダービーは５日間連続開催のうち、３日間も行きました。これが、どれほどすごいことか、お分かりですか？　朝１０時に始まって、翌朝までず～～～っと闘鶏をやっているのです。何しろ、１日１６０試合もするのでこんなことになる。昔のコンビニより営業時間が長いぞ！　入場料だって、一般席（３階席）が２００Ｐ，リングサイド席（実際は２階席）が３００Ｐ，ＶＩＰ席が５００Ｐもする！　１００Ｐ単位で賭けてる連中には、入りづらい入場料設定となっている。

最終日には、１０人ほどの「日本人団体客」がぞろぞろとリングサイド席に案内されてきた。「試しに賭けてみませんか？」と案内役に言われていたが、その案内役の説明が怪しい！　ギャンブルする場所で「ルールを知らない初心者」というのは、鴨がねぎを背負って鍋に入ってきたようなもの。少しだけでも勉強してください。

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■12255 / inTopicNo.2)

　Re[1]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(315回)-(2005/03/01(Tue) 00:16:23)

マンダウエ闘鶏場の外観です。収容は２５００人くらいか。

448×336 => 150×112

1109603783.jpg/25KB

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■12257 / inTopicNo.3)

　Re[2]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(317回)-(2005/03/01(Tue) 00:46:28)

セブ島へ行く前に、「闘鶏の勝ち方」を書いておきました。その考え方の中心となるのは、シカッド（立会い）を重視するということでした。

すなわち、持ち主の思惑や観衆の動向などを離れて、鶏と鶏が正面から見合った時に、「なんでこんな強そうな相手と戦わせるんだ」とか、「どうせ負けるんだったら、無茶苦茶やってやろう」という気配を示す鶏がたまにいるのです。だから、鶏同士がどちらが強いかを見せたときにだけ賭ける、ということでした。

しかし、一般の闘鶏試合とは違い、ダービーの場合はほとんどシカッドしない。師匠にお借りしたＶＣＤに、ほとんどシカッドが映っていなかったので、カメラマンの腕が悪いとばかり、思い込んでいました。

これでは「闘鶏の勝ち方」理論は、最初から組みなおさなければなりません。

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■12258 / inTopicNo.4)

　Re[3]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(318回)-(2005/03/01(Tue) 01:12:23)

勝ち方理論のもう一つの柱、それは「どちらが勝つか確信が持てたときだけ、賭ける」ということです。すると、３試合も４試合も連続して「見」する場合が生じます。時間にすると３０分ほど、ただミテルダケ～なのです。

その後で、いざ大きな勝負をしようとすると、肝心のマシャドールがいなくなっている！　これで、タイミングが狂ってしまいます。マシャドールを引き付けておくためには、常に（少額でもいいから）毎試合賭け続けることが要求されます。

マシャドールは、給料を貰っているプロではありません。観客の賭けを相互に通して、闘鶏を成立させる大切な役目を持っています。その見かけ・動作は昔の株式売買の「場立ち」そっくりです。あなたがイニログに２０００Ｐ賭けたとします。反対のビヤに２０００Ｐ賭けた者がいなくてもかまいません。マシャドールは、５００Ｐ賭けた者３人、３００Ｐと２００Ｐ賭けた者を探してきて、あなたの賭けを成立させてくれます。

マシャドールへの報酬は、「利益の１割くらい」でしょうか。したがって彼らは、どちらにも賭けずに見ているだけの「客」からはさっさと逃げて行くのです。

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■12259 / inTopicNo.5)

　Re[4]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(319回)-(2005/03/01(Tue) 01:28:46)

2005/03/01(Tue) 02:16:09 編集(投稿者)
2005/03/01(Tue) 02:15:54 編集(投稿者)

では、マシャドールなど頼らずに、自分でやればいいのでは？　という意見もあるでしょう。しかし、外国人にはまず不可能でしょう。

不可能な理由（１）　闘鶏場の中では、ビサヤ語とスペイン語が同じように使われます。オサカリボもオノミルも同じワンサウザンドです。離れた席とは手振りで示します。他に専門用語もあります。数百人が一斉に怒鳴りあう中で、正確に聞き分けられますか？

不可能な理由（２）短時間に、複数の相手とメモもなしに、取引を済ませます。で、試合が終わった後で、「お前と取引なんかしてないよ」と言われたら、どうしますか？　証拠など、何一つアリマセン。１０％くらいケチらずに、マシャドールに頼みましょう。

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■12260 / inTopicNo.6)

　Re[5]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(320回)-(2005/03/01(Tue) 01:44:05)

では、どんなマシャドールでもいいのか？　いいえ、もちろんなんとしても「良いマシャドール」を探さなくちゃいけません。

マシャドールはたいてい、闘鶏が好きで好きでどうしようもない人間がやっています。あなたが好調だとみると、必ず「乗って」きます。良いマシャドールなら、問題はありません。しかし、性質が良くないマシャドールだったら？

例えばあなたが３０００Ｐ賭けて勝ちました。悪いマシャドールが、２０００Ｐだけ渡してこういいます。「あなたの賭けが成立したのは、これだけ。１０００Ｐは私が賭けて勝った分だ」。もちろん、負けた時には、あなたは３０００Ｐ支払わされます。こんなことでは、絶対に勝てません。こんな単純なやり方ではなく、客を騙す巧妙な手口をいくつも聞きました。すごいぞ！　フィリピンは！

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■12261 / inTopicNo.7)

　Re[6]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(321回)-(2005/03/01(Tue) 02:08:01)

バナワ闘鶏場、３コックダービーの初日でした。私は特別料金を払って、ＶＩＰ席にいました。ここのＶＩＰ席は中二階に張り出したようになっていて、前面は総ガラスで全体が良く見えます。スタジオの調整室（業界で金魚鉢と呼ぶところ）にそっくりです。クーラーがよく効いています。

ある試合で、私は２０００Ｐ賭けて勝ちました。ところが、次のゲームが始まっても、負けた男が金を支払いません。マシャドールが怒って下へ降りていって、賭けの相手を連れてきました。

赤いＴシャツを着たその男は、１４００Ｐだけ出してこういいました。「駐車場に停めたバイクに金を置いてきた。取りに行ってもいいか？」　かなり怪しい弁解ですが、ダメと言ってもしょうがない。「早く戻って来いよ」。しかし、予想通り男は戻ってきません。

しばらくして、気がつきました。「おい、会場の反対に居る赤いＴシャツはさっきの奴じゃないか？」　ＶＩＰ席は、場内全部がよく見えるのです。また、マシャドールが出かけてゆきました。男と同じバランガイに住む者が保証して、翌日支払うことで決着したようです。

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■12262 / inTopicNo.8)

　Re[7]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(322回)-(2005/03/01(Tue) 02:48:19)

マンダウエ闘鶏場でのことです。午後２時頃だったので、場内はまだ空いていました。ＶＩＰ席の私の隣に、人のよさそうなオジサンが座りました。どこかで見た顔だな、と思っていると教えてくれる人がいました。「Ｔａｔａｙ　Ｌｕｐｅｓだよ」。

そうか、鶏用飼料のポスターで見た顔だ！　その時、次の試合の鶏が入場してきました。イニログは見かけはすごくいいが弱点が見えたので、ビヤに賭けようと思いました。会場内は、圧倒的にイニログに人気が傾いていました。その鶏がＴａｔａｙ　Ｌｕｐｅｓの鶏だというのです。「これはあなたの鶏か？」「そうだよ」彼はとても誇らしげで、嬉しそうでした。

私は、ビヤに３０００Ｐ賭ける予定を止めて「見」しました。隣に座っている彼に喧嘩を売るつもりなど、なかったからです。結果、Ｔａｔａｙ　Ｌｕｐｅｓの鶏は簡単に負けました。彼は何チームもエントリーしているらしく、席に就いたり離れたりしました。自分でボヘするときもありましたが、結果は勝ったり負けたり五分位でした。

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■12263 / inTopicNo.9)

　Re[8]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ masao ＠大御所(1148回)-(2005/03/01(Tue) 07:46:37)
http://web1.nazca.co.jp/hp/fightingcock/index.html

闘鶏友の会には、３つの才能が花開いたり、開こうとしています。

Ａｌｃａｎｔａｒａの雄、Ｈｉｓａ頭領は、実戦を積んだ闘鶏家。
Ｏｓｌｏｂの隠れた才能、ヒロ会長は、ものすごい勢いでフィリピン闘鶏に
挑戦すべくブリーディイングに集中。
セブに仮の拠点を予定する異才、導落宗匠は賭けの側面で試行錯誤のなか
思いのほか深くて広いフィリピン闘鶏事情に直面。

この３つの才能が結束すれば、フィリピン闘鶏界に挑戦が出来る！！！

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■12270 / inTopicNo.10)

　Re[9]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ ヒロ＠大御所(4268回)-(2005/03/01(Tue) 13:42:16)

＞この３つの才能が結束すれば、フィリピン闘鶏界に挑戦が出来る！！！

難しいことやなぁ、まだワテなんかヒヨコとにらめっこの段階でんがなぁ。
しかし、宗匠が『闘鶏用語辞典』を作ってくれると言うのを楽しみにしてまんねん。

　　　　　　　　　　来月末にはワテも実戦に初参加　　　ヒロ

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■12313 / inTopicNo.11)

　Re[10]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(325回)-(2005/03/04(Fri) 11:25:27)

セブ島では、闘鶏のＴＶ番組が放送されています。

毎週土曜日、昼１２時半ころから、ＩＢＣというチャンネルで流れています。masao師匠ご推奨の闘鶏界のアイドル（といってもオジサンだけど）が、進行役を務めています。餌のやり方、注射の仕方など視聴者からの質問に答えるコーナーなどが人気です。（この番組は、月曜夜にケーブルＴＶで再放送されているようです。）
見るときの注意点　―　闘鶏用品のコマーシャルなどが、繰り返しどっさり流れます。どこからが番組なのか、よくわからん。

毎週日曜日の昼間、ＰＴＶ（またはＡＢＣ５）というチャンネルで「実戦の録画」を中心とした番組があるそうです。（私は未見）

どなたか先住民の人で、毎週ＶＨＳに録画してやる、なんて親切な方はいらっしゃいませんかネ？

　　　　　お礼には、東京に積もったこの「雪」でも送ります　　　　導落

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■12315 / inTopicNo.12)

　Re[11]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(326回)-(2005/03/04(Fri) 12:14:23)

私のギャンブルは全て、ラスベガスなどのカジノで学びました。このカジノは「絶対に写真を撮ってはいけない」場所です。カメラなど持ち込み厳禁。現に私はラスベガスで、日本人団体客のオバサンがフラッシュを光らせてすぐ捕まった現場を見ています。警備員たちは、フィルムを取り上げる、なんて生易しい態度ではありません。いきなりオバサンのカメラを投げ捨て、３人がかりで足で踏み潰しました。それが「カジノのルール」です。（米国ではプライバシー問題だと説明しますが、私は警備上の安全を考慮していると見ています。）

だから最初、私は闘鶏場へカメラを持って行くことにも抵抗がありました。しかし、そこはフィリピンです！　撮影は、まったく問題ありません。ただし、試合中にフラッシュを焚くと鶏がびっくりするので止めてくれ、とだけ言われました。
そんなこと分かっているくせに、マンダウエ闘鶏場では「ＣＯＣＫＥＲＳ’ＪＯＵＲＮＡＬ」という闘鶏専門新聞の社長（兼取材記者）が、ばんばんフラッシュ焚いて撮影していました。当然リングサイドの私まで、写っている筈です。お～い、まぶしいぞ！　誰が？

性能が良い小型デジタルビデオを用意して、間近で撮影し、あとでじっくりと闘い方を分析することが充分に可能です。フィリピンには、「基本的なデータを収集し分析して、総合的な戦略を練る」なんてことに興味を示す人があまりいません。今後、数年間に渡って実戦をビデオで撮り続ければ、いきなりフィリピン随一の「闘鶏研究所」が出来るかもしれません。

　　　　所長とか博士と呼ばれるのも、悪くないな　　　　　　宗匠導落

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■12318 / inTopicNo.13)

　Re[12]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(328回)-(2005/03/04(Fri) 13:01:23)

2005/03/06(Sun) 14:12:54 編集(投稿者)

２月１1日、バナワ闘鶏場、３コックダービー最終日（といっても２日目）

夜７時スタートは分かっていた。しかし、どうせ徹夜になるだろうと思ってゆっくり夕食を摂ってから行った。ＶＩＰルームに入ったのが、７時４０分ころ。前日から顔見知りになった進行係が、「１０００Ｐダワットしてくれ」と合図してくる。場内には、他に誰もビヤにのる者がいなくて、困っているようだ。こんな時は、気合負けしてはいけない。「ＯＫ！　３０００Ｐだ」。場内がざわめく。これで、今日の流れの中に「闘鶏好きの妙な日本人の動向」というカードがインプットされたようだ。

私は知らなかったのだが、珍しく７時ちょうどに始まったこの日の闘鶏は、イニログ→ビヤ→イニログ→ビヤと順に勝っていて、５試合目だった。場内の８０％くらいの人間が、「次はイニログだ」と信じ込んでいる。何の根拠もなく！！　だから、誰もビヤにのらなかったわけだ。

あっさりとビヤが勝った。私は着いて数分で、３０００Ｐ儲けた。「おい、ビヤが勝ったよ。出目は狂ったヨ」。

「そうだよ、よくあることだよ」　？？？！！！　　これがフィリピン！

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■12319 / inTopicNo.14)

　Re[13]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(329回)-(2005/03/04(Fri) 13:28:35)

2005/03/06(Sun) 14:14:03 編集(投稿者)

２月１1日、続き

私がビヤで勝った後、３試合続けてイニログの勝ち。９試合目、例の進行係が、迷わず私の方を向く。「ＯＫ，２０００Ｐだ」。今度は、私に続いてダワットする者が若干名いる。

前日から私に付いているマシャドールのジョージが、猛烈なアピールを始める。「お前は、インサイドばかり賭けてる。アウトサイドでも賭けてくれないと、俺の仕事が無いじゃないか」。まあ、夜は長いんだ、もう少し待ってろヨ。

またもあっさりビヤが勝つ。この夜、私はあと５回ダワットして（全部２０００Ｐずつ）４勝１敗だった。トータルでインサイドは６勝１敗。ただし、ジョージを通した賭けはさんざんの成績。

しかしこの１週間後、私はマンダウエ闘鶏場の５コックダービー最終日において、すさまじいばかりの「出目の魔力」に遭遇することになる。

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■12326 / inTopicNo.15)

　Re[14]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ ヒロ＠大御所(4297回)-(2005/03/04(Fri) 19:12:38)

＞すさまじいばかりの「出目の魔力」に遭遇することになる。

やはり、ギャンブラーですね、ワテなんか鶏を見ようとする初心者ですから『出目』に逆らうなんて当たり前。
結果は、いつもロスしてますが勝率（鶏を見る目）は少しずつアップしてます。

　　　　　でも、田舎では可笑しな鶏が出て来るから笑うんです　　ヒロ

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■12344 / inTopicNo.16)

　Re[15]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ ＨＩＳＡ大御所(2085回)-(2005/03/05(Sat) 23:24:25)

出目の事は『出たら目』の略だと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも出目で賭ける　だめＨＩＳＡ

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■12353 / inTopicNo.17)

　Re[16]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(334回)-(2005/03/06(Sun) 12:27:18)

マンダウエ闘鶏場、５コックダービーの掲示板です。大きいのですが、高く離れすぎてよく読めません。

336×448 => 112×150

1110079638.jpg/24KB

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■12354 / inTopicNo.18)

　Re[17]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(335回)-(2005/03/06(Sun) 12:40:37)

２月１５～１９日まで５日間、マンダウエ闘鶏場で５コックダービが催されました。この闘鶏場は２５００人くらい入りそうで、マニラのアラネタに次いでフィリピンで２番目に大きいということでした。

試合は午前１０時から始まります。早い日で夜１１時、１６４試合もやった日は、翌朝の６時まで続きました。スタッフは家に帰る時間が無いので、場外の椅子などで仮眠していました。まさに、「鶏が先か、人間が先に死ぬか」といった感じです。

ＶＩＰ席の入場料は５００Ｐ（約１，０００円）。通常の闘鶏と比べて高いので、それほど混雑してはいません。ところが、夜中の１時過ぎにモギリが帰ってしまうと、一般席からどんどん客が入ってきます。しかし、彼らは決して椅子に座りません。これがフィリピンスタイル？

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■12355 / inTopicNo.19)

　Re[18]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(336回)-(2005/03/06(Sun) 13:02:51)

モアルボアルでＨＩＳＡ頭領の鶏がチーム「ＵＮＫＯＫＵＳＡＩ］として出場したように、ダービーにはチーム名を登録して出場します。競馬で馬主が自分の好きな名前を馬につけるようなものです。一人で６チームもエントリーする者がいるのですが、チーム名がばらばらだと、よくわかりません。

２月１６日、マンダウエのダービーで「ＫＯＩＺＵＭＩ］と「ＳＩＮＴＡＲＯ］という名前を見付けました。
チームＫＯＩＺＵＭＩ。私は今の首相が嫌いなので、賭けは見送りました。ボヘしたのは、背が低く、眼鏡をかけ、若干出っ歯な丸顔のオッサン。あれで首からカメラをぶら下げていたら、外国の教科書に載っていた「典型的日本人」そのものです。鶏を抱く様子から、初心者と判断しました。そしたら、２連勝しました。賭けておきゃ良かったのに、残念！

チームＳＩＮＴＡＲＯ。これも東京都知事を連想させる名前です。しかし鶏が良かったので２０００Ｐ賭けました。ボヘした青年は、日本人にも見えるがよくわからない。あっさり勝ちました。次も勝って、決勝進出です。

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■12357 / inTopicNo.20)

　Re[19]: 闘鶏ー実戦エピソード

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□投稿者/ 導落大御所(337回)-(2005/03/06(Sun) 14:53:15)

２月１７日、マンダウエ闘鶏場、ダービー３日目。

この日の私は、ついてなかった。賭けようとしたら、マシャドールが行方不明だったり・・・・　何しろ、前日にお見合いして、この日の午前中に芳紀２０歳の彼女のＯＫを貰って、５月に結婚して、６月から彼女は女子大生になって・・・・　でも、女子大生の「制服」って、どんなデザインなんだろう？　などと妄想しているうちに、アレッ？　１４，０００Ｐも負けていた。（皆様も、お見合いした日に闘鶏場へ行ってはいけませんヨ。）

ふとプログラムをみると、次はチーム「ＩＮＴＯＹ　ＥＬＬＥＮ」が出場する。なに？　ＥＬＬＥＮ？　若干スペルが違うようだが、まあっいいか！　私はギャンブラーの風上にも置けぬことをした。鶏をまったく見ないで、ＥＬＬＥＮに５０００Ｐ賭けた。負けたら、今日は帰ろうと決めていた。

チームＥＬＬＥＮは、深い傷を負いながらもしぶとく頑張って、勝ってくれた！　

その次の試合が、グレンのチーム「ＤＩＮＧ－ＨＥＡＤ　ＵＢＢＡ　ＬＯＶＥＬＹ」だった。師匠から○○ブラックのクロスだと聞いていたが、羽色はタリサヨン。エエイッ！　この際だから、行っちゃえ！　私は６０００Ｐ賭けた。いや～、この鶏は強かった。右・左と２回、サイドステップして相手の攻撃をかわしながら、よく観察している。３回目に正面からぶつかった時には、もう勝負はついていた。しかも、慎重に相手の戦意を見ながら致命傷を与えた。ほとんど無傷で勝ったのじゃないか。こんなに「頭が良くて強い鶏」をはじめて見ましたヨ。普通、私は６０００Ｐくらい賭けていると、ドキドキしたり興奮するものだが、（ＨＩＳＡ頭領なら気絶するかも？）ずっと冷静に「よしよし」と観戦することができた。

この２試合を含めて私は怒涛の５連勝をし、計１８０００Ｐ勝った。いつの間にか、マイナスがプラスになっている！　いや～、止められまへんナア～。

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