| ■No14422に返信(GENANAさんの記事) > 自民党の歴史的敗北で終わりました。 > 日本国民のバランス感覚の賜です GENANA
選挙の場合有権者がこのバランスを取る難しさをここ2回の選挙でなんとなく感じます。
前回の選挙の時も、自民党の独走に対するブレーキの必要性を国民は感じていたはずです。
小泉政権はいろいろ問題もあるが、とりあえず深いトンネルから出口を見つける希望だけは取り繕ったし、他の政党に政権を任せるだけの信頼感も持てない。
だから自民が政権を持つ事は致し方ないが、かといって完全に指示をしているわけではないのに、自民優勢があまりにもはっきりすれは慢心が生まれ更に暴走する可能性がある。
と思いつつも、皆が民主党に入れて本当に政権が交代するような事になれば、日本は大混乱に陥るかもしれず、それも怖い。
そんな雰囲気の中で、皆が自民に対する批判票は投じたいけど、入れる政党が無い。 報道も野党有利と言う論調の中で、野党に勘違いさせるよりはとりあえず今回は自民党に入れておこう、と考えた人が結果的に多かった為自民が勢力を保っただけで、国民はもう少しぎりぎりのところでとりあえず自民が政権を取れる体制を望んでいたのではないか、となんとなく感じたのを覚えています。
今回は参院選と言う事で、自民が大敗してもいきなり政権が変わる事はない、という保険が働いた結果、自民大敗となったような気がしてなりません。
誰かが、自民に対する批判票を受け持つ政党でも作れば面白かったかもしれません。 インターネッ党とか名前は何でもいいのですが、要は政党自体の主義主張は全く持たず、国会内での論議の要約を国民にインターネットなどで広報し、世論調査などのフィードバックの結果に基いて国会の採決に賛成票か反対票のどちらかに投票する。
そんな政党があれば私も支持したいですね。
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