| 闘鶏講座 レッスン 9
強いと思った鶏を試合に出せば、それが闘鶏ですが、あるレベル以上では、血統の ハッキリした鶏を交配して試合用の鶏を作ります。 闘鶏の世界では、一応血統として確立した純粋種を種鶏(Broodcock , Broodhen) としてそれぞれの喧嘩のスタイル(勇気、スピード、蹴りの強さ、蹴りの連続性、 ディフェンス力、賢さ、飛ぶ性質、飛ばない性質、スタミナ等)を念頭にして 交配します。 良いとこ取りが出来れば、大成功です。 試合用に作られる交配種 (crossbred)は, 2血統を使った2ways cross (1/2x1/2) (3/4x1/4), 3系統を使った3ways cross(2/4x1/4x1/4) が教科書的です。
もし日本の剣付き鶏、薩摩鶏をフィリピンで喧嘩させたい場合に問題になるのは、 喧嘩の質以前に体重です。3.5kgの薩摩は、1.8〜2.5kgのフィリピン のダービー基準には、適合出来ませんのでさしあたって1羽で相手を見つける Hackfight にチャンスがあります。 ダービーに出場させるには、テキサスと掛け合わせて小さな交配種を作ります。 薩摩とテキサスの混血種として試合に出すことになります。
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