 | ワールド・ビジョンと言う組織（協会？、ボランティア？）をご存知ですか。裕福でない家庭の子供達を援助している組織です。私が友達付き合いしているご近所さんや、カァちゃんの兄弟姉妹の子供達が大勢登録されています。ただし一家族一人だけ、片親がいなくて子供が大勢いる場合は二人とか登録できるようです。小学校の月謝や文房具とか、衣類とか、家が壊れてて修理が必要な場合は木材やトタンや釘などが支給されます。セブシティーまで出掛ける事なんて稀にしかない、もしくは行った事の無い子供達がほとんどのため、シティーからハンバーガーやオモチャ、ケーキなどが届けられ、それを食べながらジョリービーのダンスを見る年一回のお楽しみ会などもあり、それが昨日あったので見に行ってきました。子供達はハンバーガーの包み紙やポスターとかでしか見た事の無いジョリービーを間近に見て大喜びしていました。テレビのコマーシャルは？テレビの無い家庭がほとんどなので見た事無いそうです。（テレビがあるとお金持ちと言われます。）ではどうしてこんなに貧乏なのでしょうか。私が思うに、父親があまり真面目に働かないように思われます。「職業は？」と聞かれると無職と答えるのか、何でも屋（大工左官仕事、野良仕事、荷物運び、田植え稲刈り、椰子の実取り、雑草取り、ｅｔｃ）とでも答えるのでしょうか。それでも報酬を家族のために使えば良いのですが、ちょっとしたお金を持つと、すぐギャンブルやお酒に走る父親が多いように見うけられます。一週間働いて家に帰る途中、マージャンして一文無しになったジェリー。家にお金が無く晩御飯が食べられずに泣いてる子供達、その父親は酔っ払って朝帰り、レニーおまえだ。一週間のうち七日は酔っ払ってフラフラのアローン。家族にはマイスを食べさせ、鶏には１ｋｇ４０ペソの餌や高い薬を与えている闘鶏キチガイのファブリート。何時もお腹を空かせているため、毎日ココナッツやバナナを盗んではそれを売ってパンやスナックを買っている子供の父親ダディーは一切お金を家に入れないそうです。奥さんの内職だけで生活しています。ただ日本人の私から見てどうしても信じられない事があります。それはどの家族もとても仲が良いと言う事です。夫婦喧嘩は時々あるみたいだけど、それでも一緒に仲良く暮らしているようです。辛抱強いのか、諦めているのか、普通なのか、それがフィリピンスタイルなのか・・・・ フィリピン滞在２年位では良くまだ理解できません。いつかはできるのかなァ。
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