| ここのスレッド名にあわせて書きます。
セブのガラクヤ屋事情
このガラクタ屋に行くたびに、日本の裏事情のようなものも感じられて、物をあさるだけではない興味深い事もある。例えば、つぶれたであろう会社や飲み屋そして飲食店の看板とか、一家族が夜逃げでもしなければ他人は見ることのない家族のアルバムとか、私も知ってる小学校や高校の生徒の物だった学用品とか、思わず日本を思い出してしまう事がある。 さて、今回の書き込みは、悲喜劇の喜劇の方である。かあちゃんは安いからと言ってバンバン買いまくる。困ったことだ。で、その喜劇であるが、パナソニックのミキサー・ジューサ等の万能器が展示されていた。見た目も殆ど新品同様で、日本で買えば1〜2万円はしそうだし、問題が無さそうなのでテストをして貰った。もちろん100V仕様である。動かない。私は店員に言った。「いくら新品同様でも動かないんではねぇ〜。」「わかりました。100ペソでいいです」と言う返事だった。本当は動かないなら商品の価値はないのだから100ペソでも高いのだが、修理すれば動くんでは、と言う気がしたので買った。 その後である。家に帰って良く見ると刃がない。刃が無いのではただのゴミ。もう一度店に行って事情を話しして刃を探したら、その本体に付属してる他の刃や部品は別に展示されていた。ここぞとばかりにかあちゃんは頑張った。「この付属部品持っていっていいでしょ。これは一体なんだから追加料金なんて要らないでしょ!だって動かないんだから!」店員はシブシブ了解した。こういう店って、本来は払わなくてはいけないんだろうなぁ〜・・・。 さて、これで本体が動けばかなりのお買い得品だ。知り合いの、弱電に強いPnoの店に行って見て貰った。「JJ、ここを良く見ろよ!ここにスィッチがあるだろ、ここの場所に付属品をセットすれば問題なく動くんだよ」 機械音痴の私はろくすっぽ見もしなかったし、日本語しか書いてない品物を見てもガラクタ屋の店員も分からなかったので100ペソと言う、超お買い得品が手に入ったのだ。今後、料理のレパートリーが増えそうだ。 もちろん、この逆の話しも有るのはあるが・・・。
破格の値段で品物が手にはいると、な〜んか凄く得したような気がする。
安物買いの銭失い JJ
|