| 私の住んでる地域は稲作が出来ます。 当地でのお米にまつわる話(パート1)をご紹介します。
お米の売買価格。 刈り入れ後、まだ干してない状態=1サッコ250ペソ。 1サッコ=25ガンタン(枡) 1ガンタン=10ペソ。 干して乾いてる状態=1サッコ300ペソ。 ここまでは、重量不明。(いい加減です) ガリン(精米)した白米=1キロ20ペソ。 1サッコ1.000ペソ。(50キロ) 精米する料金、1キロに付き1.50ペソ。 大体、100キロで60〜70キロの白米になります。(残りは籾ガラとヌカ) ヌカはバカ(牛)を飼っている人が1キロに付き2ペソで買ってくれます。
お米でローンする方法。(お米が利息代わり) @タント。 借りる金額が1,000ペソに付き、毎収穫時に1サッコ(干してない状態)を納める。年2〜3回収穫あり。 お金を返済するまで継続する。 2,000ペソなら2サッコ。3,000ペソなら3サッコと言う風に。 Aプリンダ。 @よりもっと高額を借りたい時、(例えば10,000ペソとか) 毎収穫時に全収穫量の半分を納める。 金額については収穫量を考えて、双方話し合いで決める。 お金を返済するまで継続する。 ただし、不作の時は、貸した金額に見合わない事がある。私の場合、兄弟に12,000ペソ貸して2サッコ・・・(涙) ・・・でも援助の意味で貸してるので、しょうがない。 現在は肉親以外はお断りしています。 @の方がシンプルで分かり易くて良い。 たとえば、田んぼは持ってないけど、少々お金を持っている人は『タント』で新米を手に入れる事ができます。 私の場合、現在、プリンダ3人、タント7人(10サッコ)が毎収穫時にお米を持って来てます。だからお米には不自由してません。 でも、人数が多いので、3週間で1サッコ(50キロの精米)が消えて無くなります・・・・・(涙) 注、私はいたって小食ですけど。
|