| JJ狂に影響を受け(たふりをして)狂は、もとい、今日はJJ風を意識して書いてみようとおもう。
私は普段から、物事には裏表どころか見方によっていろいろな側面がある事を忘れないように心がけている(つもりだ)。
でも、今日の横田めぐみさんのお母さんとブッシュ大統領の階段のニュースを見て、久しぶりにアメリカの良い部分を見たような気がした。
私は思秋期をアメリカへの憧れの中で過ごした。
日本の歌謡曲を馬鹿にして、日本のファッションを否定して、アメリカのロックとアメリカのファッションと、アメリカの音楽の中で青春時代を過ごした。
カマロのZ28やファイヤーバードトランザムを乗り回し(自分の物じゃなかったけど)アメリカンロックをBGMに女を口説いていた。
日本はダセーと信じていたし、日本の社会に希望や夢など感じる事もなかった。
アメリカの事が書いてる雑誌を読み、アメリカに留学している友人が持ち帰る土産話を目を輝かせて聞いていた。
ところが、1980年代に入り、私の夢だったアメリカが夢でなくなりはじめた。
夢を持つアメリカの現実が見え始め、徐々に色あせ、汚い現実が見え始めた。
その原因が、私が大人になったせいなのか、アメリカが丁度ほころびを見せ始めたせいなのかは未だにわからない。
確実に世界を牽引していると信じていたアメリカが、実は世の中の人の心の中に大きなひずみを生じさせていると考えるようになったのはいつだったかは忘れたが、アメリカがアフガニスタンを攻め、イラクで大量殺戮を行う段階にいたっては、広島や長崎で死んだ日本人の気持ちを意識するように自分の意識が変化していた事は間違いない。
大好きだった憧れのアメリカが、いつのまにか憧れでも夢でもなくなり、人間の一番汚い所を持った、悪魔のように見えていたのだ。
ところが、昨日から今日にかけての横田めぐみさんのお母さんへの対応を見ていると、日本人為は真似がしにくい、アメリカの良い一面が出ていたように思えてならない。
恐らくアメリカの多くの国民の本音の部分は、そんな遠い国の小さな家族の問題より、アメリカがかかえている現在の問題の一つを解決する方が大切だ。 と思っているのだと私は想像している。 実際にそれを思わせるようなインタビューも放映されていた。
でも、横田さんのお母さんへの対応をアメリカ的優等生な対応で注目を浴びるように仕向けた事で、ブッシュに対して良くないイメージを持っていた人の何割かは、ブッシュに対応に好感を持ったのではないかと思うのだ。
これは政治家として、またアメリカ人として、常に自分の発言がどのような影響を与えるという事に対しての高度な訓練がされている人のなせる技だと感じたのだ。(ガンジダではありませんよ、マサラップさん。)
いろいろな立場や思惑が絡むので簡単には評価できないが、少なくとも、横田さんのお母さんは小泉首相をはじめとした日本政府高官に話をした時よりも、非常に心が通じたような気になっただろうし、頼もしいと感じたはずだ。 少なくとも私にはそう見えた。
日本ではこの問題に関しては安部さんがうまく立ち回り、国民の指示を得ているようだが、今回のアメリカ政府が行った演出に比べれば、小学校の学芸会の演技とアカデミー賞受賞者の演技との違いほど差があるように感じてしまった。(酔っ払っていたせいかもしれないが、なんせフィリピンも連休なのだから許して欲しい。)
いつものように何が言いたいのかよくわからないが、要はアメリカに夢を見ながら育った中年が、久しぶりにアメリカらしさが見れたのがうれしくて、何か言いたくなっただけのよた話って事なんだろう。
わざわざスレッドを立てる事のほどでもないのはわかっているつもりだが、かといってないようで流れがあるこの板のスレッドを与太話でしらけさせるのも気がひけた、と言う事で勘弁してもらいたい。
連休で久しぶりにリラックスして酒の酔いが回ってしまったらしい マテナ
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