| 2009/03/18(Wed) 16:31:00 編集(投稿者)
プロの方を差し置いて書くのはまずいと思ったので書くのを控えていたのですが、考えてみればプロだからこそ簡単には書けない事もあるのでしょうね。
例えば、お金を払ってまで勉強したいという位強い気持ちがある人ならどうという事もないアドバイスでも、それほどの気持ちを持っていない人に対して同じように厳しく話しても、中途半端になって何の結果にも繋がらないどころか逆に恨まれたりしちゃう、という事もあるのでしょう。
私はプロではないし専門家でもないので、十分な根拠もない無責任な事を平気で?書いてしまいますが、音痴は訓練で治る場合が多いのはないでしょうか。
日本には以前音痴がたくさんいましたが、カラオケが普及してから非常に減ったように思います。 実際に私の友人で8トラの家庭用カラオケが出た頃は酷い音痴で皆にバカにされていたようなやつが、レーザーディスクになる頃には普通に歌えるようになっていましたし、同じような例をいくつか知っています。
私は音痴は自分が出している声をよく聞いていないのが大きな原因でないかと思います。(あくまでも想像です)
例えば、歌が普通にうまいヤツでも、ヘッドホーンを付けさせて、大きな音を流し自分の声を聞こえない状態で歌を歌わせると、とんでもない音痴に早代わりしますので。
うちの子供も歌が好きなのですが、音痴で自分の声がフラットしている事に気付きません。
そこで、私はプロ用のマイク(シュアーのSM58)とマイクミキサーとカラオケ装置を買い、ヘッドホーンで歌の練習をさせました。
マイクにはほとんどエコーを掛けず、バックグラウンドのカラオケの音はやっと聞こえるくらいの小さめに設定します。
もちろん普通のカラオケ装置でもエコーをなくしマイクボリュームを大きくする事は出来ますが、マイクボリュームを最大にしてもカラオケの音がかなり大きくなってしまう場合が多いので、バックを抑えるためにミキサーがあるとより効果が出るのです。
また、ヘッドホンを使う理由は、歌っている本人に自分の声をはっきり聞かせるくらいボリュームを上げた場合、通常のスピーカーのシステムではハウリングを起こしやすい為です。また口から耳にじかに伝わる音を減らしマイクワークを覚える為にも有効です。
この方法で自分の声を意識させ練習すれば音痴はかなり早く治りますし、歌のうまい方でも、細かい表現力や声の出し方などの勉強にもなります。
ただ一般的にはミキサーを手に入れるとなると事が面倒でしょうから、とりあえずはヘッドホーンを使いマイクボリュームを上げ、エコー(リバーブ)を落として練習してみてはいかがでしょうか。
リズムやコードが単調な曲、曲がほとんど思い浮かびませんが古い曲では「真夜中のギター」(街のどこ〜か〜に〜、寂しがり屋がひと〜おり〜・・など)が練習するには歌いやすいんではないでしょうか。
逆に人に聞かせる時に音痴をごまかすならアップテンポでノリノリの曲をマイクボリュームを下げてエコーを効かせて歌えばいいのではないでしょうか。
しんみりと下手な曲を聴かされたら、相手はリアクションに困りますからね。
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