| 2009/06/20(Sat) 22:53:19 編集(投稿者)
確かに技術、勤勉、約束事を守ろうとする責任感、で勝負すれば世界一は間違いないでしょうね。
それを現代の、というか次に来る時代でどう生かし、生き残るか、ということのような気がします。
日本は戦後に育て上げた技能を持つ人材を生産拠点の海外移転でドーナッツ化させてしまい、団塊の世代が引退した後には技能を持つ日本人は非常に層が薄い状態となりつつありますので、従来と同じ考え方では製造業で国をささえられるような時代ではないと思います。
まして、その大きな柱であった自動車産業はもう柱ではなくなるのは目に見えています。
今後は省エネルギーや緑化、というような「グリーン・ニューディール」分野など時代の流れに合った新しい産業で日本の特徴を発揮できれば生き残りの力は十分にあると思います。
資源を食いつぶすような継続不可能な産業はもう時代遅れですが、日本の賢い経営者達ははもうそこに気付いているはずです。
特に今は大変な逆境ですが、それは日本だけではないわけで、逆境から這い上がる力は日本が劣っているとは思えないのです。
自動車や電機の技術や技能は海外に流失し衰退しても、これから技術が開発されるような新しい分野でなら日本は十分勝てるでしょう。
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