| 先程NHKで今回の金融危機がどうして起こったかを説明する番組をやっていました。
非常にわかりやすく素人にもわかるように説明してくれていましたが、それを見る限り、日本で起こったバブルのような単純な構造ではなく、普通の商品の流通とは別の所で膨大なお金がリスクにさらされていた事がよくわかりました。
つまり物が売れなくなったから不況になったのではなく、物をもっとたくさん売るために顧客に金を貸し物を買わせていたのが、その原本となっていたリスクの分散化が行き詰ったという事なわけのようですね。
これだと、今大きな損失を蒙った資本家は今度はその穴埋めをしようと、また新たな投資先を探し、どこかで何かの歯車が回り始めれば、また莫大なお金が動き始める事になるはずです。
番組でも最後に暗示するような感じで紹介していましたが、おそらくは保険会社などでは手に追いきれない自然災害や戦争といった物に対するリスクなどを資本家が買い取る、というような商品が注目されるのではないでしょうか。
日本は世界トップの地震被災国ですから、地震保険とかは大きな影響を受ける事になるのかもしれませんね。
でも下手をすれば投資家がリスクから利益を得るために、戦争が起こる、なんて事が起こるんじゃないか、と思わせるような内容でした。
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