| アフリカマイマイについて調べてみたのですが...
広東住血線虫がいるので有名なのは、自然環境の日本では沖縄にいる「アフリカマイマイ」、つまりカタツムリの一種です。これをフランス料理につかう食用カタツムリ代替物として、東南アジアで大量養殖してしまいました。 それが広東住血線虫の宿主になりやすいわけです。
寄生虫が人間の口から入ると、からだの中で成長し、胃をやぶって、脳(のう)やせきずいに向かっていってしまいます。脳までいくと、はげしい頭痛(ずつう)や高熱が続き、死んでしまうこともあります。 アフリカマイマイを見つけた男の子が、友だちに見せようと手のひらにのせて、皮ふから感染(かんせん)したこともあります。2000年の夏にはこの寄生虫が原因(げんいん)で、沖縄の7才の女の子が死んでしまいました。
この広東住血線虫は、もともとネズミの体内にすんでいる寄生虫です。カタツムリなどのなん体動物がえさとして食べるねずみのふんに、幼虫(ようちゅう)がまざっていることがあり、今度はその体内でさらに成長を続けるのです。 こわいのはアフリカマイマイなどカタツムリだけではありません。ナメクジやタニシ、カエルなどのからだにすんでいることもありますし、もちろんネズミに寄生していることもあります。
だからナメクジやカタツムリを、手で直接(ちょくせつ)さわるのはやめて。もしさわったら、絶対(ぜったい)にその手で口にさわったりしないで、すぐに石けんで手をよく洗(あら)うこと。また、ナメクジの好(す)きなキャベツやレタスは、水でよく洗ってから食べるようにしてください。
ブルゴーニュ風に仕上げると、虫はアウトになってるはずですが。
またその粘液が髄膜炎の感染源ともなるため、米国では輸入が禁じられ、密輸入した場合には最高で千ドルの罰金を受けることになっているとの事です ^^;
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