| フィリピンの為替が年末に上がるのは操作ではないんじゃないでしょうか。
海外に出ている人が1000万人以上と言われる出稼ぎ大国で、毎年GNPの10%以上に上る金額が海外から正規に送金され、実際にはその3倍程度の外貨(今年だと2兆ペソ程度になる計算です)が送金されているという事です。
特に12月は通常の月よりも送金額が増える上に(2007年の場合で11月比20%増程度)クリスマス需要で国民の消費額が非常に膨らみますので、外貨が大量にペソに替えられることになります。
金持ちは逆に年末にペソを高値で売って(実際にはペソ建の物を売る)外貨を安く手に入れるはずです。
貧乏人は調整のしようがないので、12月に高いペソを買わされる事になります。
調整が出来る資力と知恵のある方は12月に外貨をペソに替えてはいけません。
|