| 助けてもらった身で言うのもなんですが、今回融資を受けたいわゆるセーフティネットというやつの中身は・・・
借主がいくつかの条件をクリアすると「信用保証協会」が保障をつけてくれます。 それに基づいて銀行がお金を振り込んでくれるわけです。 ここまでは通常の融資となんら変わらないのですが、万が一、返済不能になり焦げ付いてしまった場合、その損失は100%信用保障協会、つまり日本国が負担します。銀行は一切の損失を免れるのです。 他の制度融資などの場合では銀行も数十パーセントの損害負担が発生するのだそうですが。
言い換えれば、今回の「セーフティネット」の場合、銀行はまったくリスクなしで金利を稼ぐことができるというわけです。
中小企業を支援すると銘打ってはいますが、実際その中身は銀行支援です。 上限はなんと一社当たり8000万円!!!無担保で保証人もなしですよ!(もちろん代取の連帯保証は必要です) 何度かに分けて申し込むと意外なほど容易に融資が実行されてしまいます。半年も間を空けずとも追加融資の申し込みもOKが出ます。あっという間に天井に届いてしまいます。
次から次へと破綻してしまう企業が出てくるでしょうが、その企業に対して多額の貸し付けを実行したはずの銀行はしっかりと太っていく、というお話でしたとさ、チャンチャン。
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