| ■No49124に返信(JJさんの記事) > 私はセブでの買い物は投棄と考える JJ
私はそうですね。私も多分同じです。
普通の日本人の感覚なら私なんて自分の人生そのものを投棄しているように見えるとおもいます。
でも、私にとってはセブでの生活は自分に対しての投機だと思っています。
日本にいたときどっぷりつかっていた競争の中で、そのまま勝ち残れたとしてもその結果として得れる物に私は魅力を感じなかったのだと思います。
激しい競争のなか必死になってがんばり勝ち残ったとてしても、それで得れるものは小さな家とささやかな年金生活。健康を壊し、家族との愛を確かめる時間と努力する気力を仕事に奪われ、退職後に誰にも必要とされず、自分が生きてきた証を確かめる機会もほとんどない。
そんな風に感じた人生を投棄し、新しい価値観を見つけられそうな気がしたので移り住む気になったのだと思います。
古い価値観を投棄することで初めて新しい人生に投機するチャンスが巡って来た、ということなのかもしれません。
私の場合はこちらに来て投棄したのではなく、こちらに移り住む事を決めてから日本の垢を日本で投棄してから、今の生活を始めました。
つまり、経済的には失うものはほとんどない状態で、今の生活を始めたのです。
結果的に、ニッパ小屋に住むことを落ちぶれたと思わないで済むことで、その生活の快適さや、庶民といっしょに生活する中での面白さを経験できたと思います。
持っている経済的な余裕が少ないほど、フィリピンで得れる物は多いような気がします。
だから持っている人はどんどん投棄すべきです。
年金がもらえる日本人は、たとえその額が少なかろうが、フィリピンでは十分に食べて、重病でない限り医療費までもまかなえるはずです。
年金は自分の財産でありながら、自分の都合で動かせないお金ですので、フィリピンでの生活をするうえでは非常に都合の良い財産だと思います。
捨てることが出来る財産を持っている人は、年金だけはキープして、後はどんどん投棄するのが以外に良い結果につながる場合もあるように思えてなりません。
フィリピンでは守るべきものは自分の体と年金だけにしておくのが、フィリピン暮らしの奥義なのかもしれません。
でも私は子供が生まれて、守るものが出来てしまった為現在迷走中です。
|