| 2010/02/05(Fri) 16:09:55 編集(投稿者)
サスペンションと言ってもいろいろな部品から構成されています。
「バタバタ」という表現がどのような状態を言っているのかがわかりませんが、普通はコイルスプリング自体がへたる(能力が落ちて本来の機能を果たさない)事は稀で、サスを構成する部品の中で一番壊れやすいのは”ダンパー”又は”ショックアブソーバー”(ショック)と呼ばれる部品です。
これはバネだけでは伸びたり縮んだりを繰り返してしまうのを防ぐために、バネの伸縮方向の動きを制限する機能のもので、一般の人にわかりやすい例としてはドアがバタンと閉まるのを防ぐ”ドアクローサー”の機能と似ている、と思えばわかりやすいかと思います。 シリンダーの中に空気やガスやオイルなどを入れ、それを小さな穴から移動させる事でピストンの動きを制限する構造の物が主流です。
これがいかれると、車である程度のスピードで直線走行中に大きな凹凸にぶつかりますと、車体の上下の揺れがすぐに止まらず上下運動を繰り返します。
調べ方としては止まっている車のバンパーなどに足を掛け、ぐっと踏み潰して(車体を押し下げて)足をぱっと離したときに上に跳ね上がった車体が「元の位置にス〜と戻る」か、「勢い良くはねて元の位置以上に上に上がり、その後下がってから元の位置に戻る」かでわかります。
ダンパーが元気なら、車体は跳ねるような動きはほとんどしません。
一度新しい車で同じ事をやって見て動きの違いを比較すればわかりやすいかと思います。
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