| かあちゃんの遠い親戚のロロ(お爺さん)、と言っても私と同じ位の年齢のようだが、誰も正確な年齢を知らない。以前にここの掲示板に、彼が住んでいる家の画像をアップした住人でもある。その彼が死去した。
彼が住んでた掘っ建て小屋の前に、簡素なテントが張られ、裸電球が3〜4個吊されていた。その裸電球でさえも、いつもの家の雰囲気を少しは豪華に見せていた。
かあちゃんが強く言うのでこの葬儀に参加した。最初、筋向かいの大きな教会に人々があつまり、約小一時間ほどの、仏教で言えばお寺さんでの葬儀の式があった。
この様子についてはまた項を新たにしたい。
儀礼式がおわり、棺桶を霊柩車に積み、ラストトリップの行進が始まった。炎天下の中、3Kmちょっと程歩いた。歩いてる途中、私のズボンに2Pほどコインが投げつけられた。霊柩車のすぐ後に投げつけるのが慣例となっている。
このしきたりは、かあちゃんから教えられているので、そのお金を拾い後で会計担当に渡した。私はこのラストトリップに出会うと車のスピードを落とし、灰皿に入れてある小銭をつかんではいつも投げていた。この金は蝋燭の費用となる。貰うのは初めての経験だったので、なんか、地元人になったような錯覚を覚えた。
お墓に着いた。その後の様子については、また項を新たにした。
私もいずれこうして貰うんだよね JJ
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