| チン没はしないでしょう。
日本はそこまでバカではないし、なんだかんだでまだまだ金もある。 日本よりバカな国の方が多いと思いますから沈没はしないと思います。
ただ、日本人は長い間大きな船に乗っていたので「沈没する」という危機感が実感として無い為に、沈没しそうになるまで、「大丈夫」とタカをくくっているために危機感が薄く、沈没しそうになるまで気付かないとは思います。
今の不景気が今まで何度もあった不景気と同じで、そのうちまた成長に転じると思っている浅はかさを凄く感じますからね。
特に今回の選挙の党首討論を聞いていて思ったのは、不景気が回復して経済成長がまた始まるのを前提にした政策を平気で国民にちらつかせている事です。
ここ最近の為替の動きを見てください。
どうして今ユーロが低迷し円が買われるのでしょうか?
わかる方がいらっしゃるなら是非説明してください・・・
経済は行き詰っています。
世界的な市場は広がらず、今までの経済活動の方法では資本主義を支えきれないところまで来ています。
円が買われるのは、他の国に比べ日本にまだ余裕があるある事と、金融破綻の洗礼をを世界に先駆けて済ませているので、抵抗力が強いからに他ならないのではないか、とかんぐりたくなる位明るい要素は見当たりません。
世界がこの事、つまり今までの資本主義が行き詰まりとなっている事、を認めようとせず、何とかこの状況から脱出しようとすれば、各国が協調し一時的に消費を煽り、物流を活性化させ、景気を回復する事は出来ると思います。
しかし、それをやれば実態のない株の価格が上がるのと同じように、必ず破綻します。
一旦景気回復に転じたと思ったら、次には奈落のそこに突き落とされるはずですが、今回の選挙で日本の政治家が言っている事を聞くと、その方向に進もうとしているように感じます。
それって倒産寸前の会社をつぶさないように借金で取り繕っているのと同じ状況ではないのでしょうか?
自分ではどうしようも無く、しかしつぶせば自分の責任になるので、何とか取り繕う事に精一杯になる。
駄目だとわかっていてもどうしようもなくその場限りの対策で取り繕う状況です。
あとは倒産を待ち、せめて会社更生法の適用を受け、従業員つまり国民「生けるだけでもありがたい。」 と思える状況まで落ちない限り、再生はありえないでしょうね。
世界の中で日本がどうやって食って行くのかを考え提示する政治家がいないのが不思議ですし絶望を感じます。
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