| 日本ではロックが受け入れられる前にジャズが若者に支持されていましたからね。
いつの時代も新しい物が出てきた時には拒絶反応があるのは同じだと思います。
確かに技術的にはジャズの方が難易度が高く演奏も理解も難しいとは思いますが、その分娯楽性が低いというか、マニアックな部分が強く、一般の人に広くなじんでもらうには適さない要素が多かったように思います。
われわれの年代ではジャズは既に過ぎ去った時代の遺物でしかなく一部のマニアだけのものというイメージでした。
そのうちにクロスオーバーという形でポップ化されたわかりやすくなじみやすくアレンジされたジャズが出てきましたが、それはもう本来にジャズではなかったような気もします。
鶴さんがロックをバカにしていたように、我々は日本の音楽を蔑視していました。
演歌や歌謡曲はもちろん年寄りと子供の音楽と思ってましたし、日本のロックも何もわからないのにレベルが低いと思い込みバカにして見向きもしませんでしたが、大人になってからその頃の日本のロックを聴くと思っていたほど洋楽の物まねだけではなく結構オリジナリティーがある面白い曲もあった事をあとから知ったような感じです。
ただ単に自分が歳を取っただけかもしれませんが。
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