| 私は素行不良の10代を経て、20代では「環境を変えたければ自分を変えろ」と自分が周りの人に助けられて生きている事をより意識し、周囲の人や環境に感謝する生き方を学びました。
その甲斐あってか、30代になってからは仕事や仲間や運にも恵まれ、今思えば人生で最大に輝いていた時期と言えるのかもしれません。
ただ、その経験の中では年下の上司を持ったり、ずっと年上の部下を持ったりすることもあり、学生時代には非常に重要であった「年齢」というものに徐々に無関心になっていったような気がします。
たとえ相手が経験が少ない若者であっても、自分の知らないことを知っている。自分の気付かない視点や考えを持っているはず、と考え、意見に耳を傾け、話を真剣に聞いて来たつもりです。
人と付き合う上で余程年上でない限り年齢を考えて付き合う事はありませんでした。
相手が年齢的に先輩であったとしても、自分の思ったことは臆さずぶつけ、それに対して帰ってくる言葉や態度を見て初めて尊敬の念を抱くという結果に繋がっていったような気がします。
だから、きっと私の事を「生意気」と思った人は少なくないはずです。
でも、「生意気」っていったい何なんでしょう?
私は褒め言葉だと思っていますが、勘違いでしょうか。
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