| 毎朝、娘が宿題で宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の音読をして私が聞いています。 その前は福沢諭吉の「日々の教え 二編」でした。
優しい人に憧れて育ちましたが、お人好しになるのは止めようと思った辛い経験もしてしまいました。 しかし辛い経験とは大きく成長できる機会にもなったと自負していました。
最近になって子育ての中、このような正しい教えを毎日聞かされるのが少々辛くなってきました。何か心が痛むのです。
私は何も悪い事はしていない。 たぶん正しく生きていると思っているのですが、自分では気づいていない事がたくさんあると思います。
最近始めようとしている仕事の中で、お金を支払わないという悪い人が案外と普通にいる事がわかりました。 その悪い人の中には仕事でしているので悪意がなかったりします。 会ってみると仕事柄少々派手な風貌だけれど、基本普通の人なのです。お金持ちには見えるけど滞納者には見えません。
そこで人の嫌がる集金業務のお仕事に目を向けました。 以前の私だったら到底出来そうもない仕事です。 いいえ、まだできるかどうかわかりませんが、やろうと思います。
と勝手に懺悔のようなことを書いてしまいましたが、私には教会がないので失礼させていただきました。
外国で暮らすのならば、母国より難しいことが多いと思います。 在比の皆様も良心を吹っ切ったけど、正しい選択をしたことなど教えていただけると心強いです。
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