| 現金など約200万ペソ相当 セブ州の自宅
ビサヤ地方セブ州マンダウエ市カバンカランで29日未明、比在住の30歳代後半の日本人男性=埼玉県=宅に何者かが侵入、現金など約200万ペソ相当が盗まれた。国家警察マンダウエ署は、多額窃盗事件として捜査している。
調べでは、同日午前5時半ごろ、2階の寝室で寝ていた男性が目を覚ましたところ、ベッドの横の床においておいたカバンと財布、机の上にあった比人妻の財布がなくなっていた。 かばんには現金(日本円とドル)と高級腕時計の約200万ペソ相当が入っていた。 1階の居間には、かばんと2人の財布などが放置され、中身が抜かれていた。 男性は、現金を8つの封筒にそれぞれ1万6千ドル、50万円、15万円、1480ドルなどと分け、さらにそれを2つのジップロックに分けてかばんに入れていた。 高級腕時計(50万円相当)も入っていた。
二つの財布からは紙幣がなくなり、クレジットカードと日本の銀行カード、硬貨は残っていた。
自宅は3階建ての一軒家。 寝室と扉一つ隔てたトイレの窓が開いていたため、犯人はこの窓から侵入したと見られている。 男性は寝室の扉を閉めずに就寝した。
男性宅に暮らすのは、妻と子供3人にメードの比人女性2人の7人。 当時、男性と妻が同じ寝室、子供3人とメード2人もそれぞれ2階で寝ていた。 全員が犯人の侵入に気付かなかったという。 男性によると、7人の中で最後に寝たのは妻で午前1時ごろ。 このため、犯行時間帯は、午前1時から同5時半の間とみられている。
男性宅の隣家に住むメードは、飼い犬が午前3時ごろ、異常に吠えていたと証言している。 さらに男性も同時刻ごろ、トイレの方角から物音を聞いたが、子供の歩く音と思い、気に留めなかったという。
なくなった現金は、男性の給料などで、子供の学費などに充てる予定だった。 男性は「安心して就寝できない」と話した。 男性は在比12年。 窃盗被害は初めて。 男性の住む近所でも昨年、別の日本人男性が就寝中、枕元に置いていた財布がなくなる事件がおきたという。
30日付けマニラ新聞より。
これは怖いですね。 一つ間違えば殺されます。 目を覚まさなくて良かった。
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