| いや、戦後のアメリカ型経済を高層ビルに例えているだけですよ。
作った物は必ずあとで崩壊するのに、それを考えずに繁栄が永遠に続くと錯覚し思い込み、崩れるまでしがみついている哀れさをある一つの角度から見える風景で表現しているのです。
日本は強いですよ。
何度もピンチを乗り終え、何度も這い上がっている。 そういう意味では世界でも稀に見る雑草のような強い国民性と言えるでしょう。
日本国内だけにいるとそれが当たり前だと思っているから、余計危機感がないのかもしれませんね。 「大波が来ても大丈夫」と思ってしまうわけです。
でも世界は日本ほど強くありません。
いま大きな時化時代の変化に大波にもまれて沈没しかけている大型船があるなか、フィリピンは小さなアウトリガーの船で波の間をダメージも少ないまま漂っています。
元々失う物が少ない者の強みですね。
|