 | おはようございます。恐喝はやはり現職警官
首都圏マニラ市で５日、旅館経営の岩崎欣一さん(53)＝新潟県上越市＝が警官を名乗る男性３人組に連れ去られ、現金などを強奪された事件で、首都圏警察マニラ市本部は13日、岩崎さんの証言を基に現職警官２人の犯行と断定した。この警官２人は７日に同市内で起きた韓国人男性２人の恐喝事件に関与したことも分かっており、同市のリム市長は２人の一時停職を命じた。
停職処分を受けたのは、同市本部第５分署に所属するレイナルド・オリビオ２級巡査(37)とビンセント・メディナ初級巡査(26)。
同市本部の捜査員はこの日、岩崎さんにこの警官２人の顔写真を見せたところ、５日の強奪事件で岩崎さんが目撃した犯人２人と一致したことを確認した。同事件に関与したもう１人の男性は、同市本部のベニート・カサワイ初級巡査(43)と判明しているが、所在は不明。
同市本部の調べでは、オリビオ２級巡査ら２人の直接の容疑は７日午前３時ごろ、同市エルミタ地区にあるマラテ教会付近で40代の韓国人男性２人から現金２万ペソを恐喝した疑い。犯行時、２人は制服を着ていたという。
韓国人２人の告訴を受けて同市本部は捜査を進めたところ、事件発生から３日後の10日になって、オリビオ２級巡査ら２人が同市本部に出頭したという。同市本部は現在、２人の取り調べを進めている。
岩崎さんはマニラ新聞の取材に対し、「警官２人を刑務所に10年ぐらい入れてほしい気持ちだ。盗んだ物をすべて返してほしい」と話した。また、「比で以前、10万円入りの財布を落としたことがあったが、拾ってくれた女性が親切にも追い掛けて届けてくれた。しかし、今回の事件を機に比が嫌いになりそうになった」とも語った。
岩崎さんは５日午後、同市エルミタ地区の路上で、警官を名乗る男性３人組に「路上喫煙は禁止されている」と言い掛かりをつけられ、１時間ほど車で連れ去られた後、現金など約70万円相当を奪われた後に解放された。
［ 822字｜2012.4.14｜｜社会 ］
[ 2012年4月14日のマニラ新聞 ]
なえさん フィリピンはこんな国です。もうご存知でしょうが すべてとはいえませんが、、、、、
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